「米国株はどこで、どうやって買うのがお得なの?」
「買い方がよくわからない」
そんな人向けです。
米国株をやる場合は為替コストがかかったりと、国内商品と勝手が違うのでしっかり特徴ややり方を知っておく必要があります。
そこで今回は以下を解説していきます。
この記事のポイント
- 米国株を各社比較しどこが本当にお得か検証
- SBI証券+住信SBIネット銀行の組み合わせが最強な理由
- 具体的な購入の方法・流れ
目次
米国株はSBI証券+住信SBIネット銀行が得な理由
米国株や米国ETFとにかくコストを最小限に抑えたいのなら、SBI証券と住信SBIネット銀行のセットでやるのがおすすめです。
理由は2つです。
- この組み合わせだと為替手数料が最安になるから
- 売買手数料が無料または最安
こんな感じで米国株でかかるのは「為替手数料」売買手数料」の2つであることを覚えておいてください。
さてさて、それでは理由を1つずつ説明していきます。
為替手数料が最安
米国株をするには日本円→ドル円に変換する必要があります(日本円のまま購入することもできますが、結局裏では両替され為替手数料が不利になることがあるのでおすすめしない)
ドルに交換しときの為替コストを各社で比較したのが以下の表です。
金融機関 | 手数料(片道) | |
1 | SBI証券(住信SBIネット銀行経由) | 4銭 |
2 | SBI証券 | 25銭 |
3 | 楽天証券 | 25銭 |
4 | マネックス証券 | 25銭(購入時は無料だが売却時に発生) |
5 | DMM株 | 100銭(1円) |
*米国株が購入な金融機関を羅列(銀行とかでは買えません)
住信SBIネット銀行を通じたSBI証券の取引だと他社のコストの6分の1程度しかかからないことがわかります。
しかも米国株や米国ETFでの為替取引は買いのときだけでなく、売りのときの両方で為替手数料かかってくるので、SBIと他社では10倍以上金額が違うんです。
ここで「◯◯銭とかどれくらい安くなるかイメージがつかない」 という方もいると思うので具体的な例で説明します。
たとえば1万ドル(約100万円相当)を証券会社の米国株口座に入れる場合のおおよそのコストは以下になります。
為替手数料(片道) | |
4銭 | 400円 |
25銭 | 2,500円 |
100銭 | 10,000円 |
なんと1,900円分もの違いが生まれます。
さらにこれは片道、つまり買いだけでかかる手数料なので、売りのときも考えると倍の2,800円もの違いが生まれてしまうんです(๐•̆ ·̭ •̆๐)
売買手数料が無料または最安
住信SBIネット銀行は関係なく、SBI証券単体の話ですけど、購入手数料も安いです。
最近は各社値下げ競争が激化していて、どこもほぼ横並びの状態が続いています。
一時的にどこかが最安を誇っても、結局SBI証券がトータルでお得な値段まで追随するので結局SBIを使っておけば間違いないでしょう。
直近までの動向を踏まえて比較しています。
基本的には上のとおりですが、その他3点補足をします。
①各社、基本0.45%かかりますが、最低0米ドルから取引可能と書いてあることがあります。
しかしこれは約定代金が2.02ドル以下の場合に適用となっていて、こんなに小さい取引ってほぼ存在しなく実質不可能なので0円に惑わされないほうがいいです。
②SBI証券や楽天証券では人気の米国ETFであるVT、VOO、VTIあたりは金額に関わらず購入手数料になりました。積立で購入する人にとってはかなり朗報です。
③DMM株の売買手数料0%について魅力的に見えますが、為替手数料が1%かかることを考えるとトータルだと他の証券会社と同じ位のコストになります。また外貨での売買ができないので、何度か取引する人はその都度為替手数料がかかります。
証券会社ごとで購入できる米国株の数を比較
各社で取扱銘柄数はけっこう違います。
以下に表でまとめました。
DMM株以外はほぼ横並びです。
800銘柄くらいでもアップル、アマゾンとか主要な銘柄は買えますが、ちょっとマイナーな米国株だと扱っていません。
その他の証券会社は正直あまり大差がないので(昔はマネックスがダントツで多かった記憶が)、数で言ったらどこを選んでも変わらないと思っていいです。
【おまけ】使いやすさで並べると?
米国株歴は7年?くらいになるので各社それぞれ試してきました。
その経験から使いやすさの順で並べると
楽天証券>SBI証券>>マネックス証券です
マネックス証券はスマホで売買ができないのとわかりづらさが最大のデメリットです。
最近楽天証券はアプリも作ったそうですね。SBI証券もはよ。
米国株の買い方を住信SBIネット銀行のSBI証券で説明
具体的なやり方についてこちらで説明していきます。
まず大まかな流れとしては
だけです。
これをすることで為替手数料が4銭で収まります。
住信SBIネット銀行を経由して証券会社に外貨を送金できるのはSBI証券でだけです。
同じグループ会社ならではの特権ですね。
ここからは具体的な画面を使って説明していきます。
- 住信SBIネット銀行
- SBI証券
- 米国株買い付け
の順番でやる必要があります。
①住信SBIネット銀行の作業
【注意】事前に住信SBIネット銀行公式サイトで事前に口座を開設しておいてください。
1.住信SBIネット銀行のスマホアプリ(またはPCサイト)を開く
2.外貨預金を選ぶ
3.米ドル/円を選ぶ
4.このような画面が出るので下に進む
5.注文方法を成行、指値などから選び、買付金額を入力する
*成行=現在の価格で売買、指値=指定した金額になったら売買の意味
6.指値等の場合は有効期限を入れる。続いてWEB取引パスワードを入れる。
7.注文内容に問題がなければ「確定する」を押す
これで住信SBIネット銀行側の作業は終わりです。
②SBI証券の作業
続いて住信SBIネット銀行で買ったドルをSBI証券に移行する手続きです。
1.SBI証券のログイン後TOPページで「入出金・振替」をおします。
2.左側のバーで「外貨入金」を選択します。
3.振込金額を決めて、「振込指示」を押します。
4.このような画面になります。
問題が発生しなければ、ほぼリアルタイムで反映されます。
「このウィンドウを閉じる」を押して残高を確認してみましょう。
③米国株の買付
続いて入金したドルで米国株を購入する手順を紹介します。
1.ログイン後トップページで「外国株式海外ETF」を選びます。
2.「外国株取引サイトへ」を押します。
3.検索したい商品銘柄を入力します
4.買いたい株式やETFが見つかったら「買付」を選びます。
5.株数などを入力し「注文発注」をすれば買い付け完了です。
最初はやることが多くて戸惑いますが、1度やってみれば慣れて簡単に感じてきます。
さいごに
この記事では米国株はSBI証券+住信SBIネット銀行がおすすめな理由と買い方について書いてきました(๑•̀‧̫•́๑)
今回の内容を整理すると以下になります。
記事内容まとめ
- 住信SBIネット銀行経由でSBI証券を使えば為替コストがかなりお得になる
- 売買手数料や銘柄数も豊富
以下で各社のポイントを総ざらいしました。
証券会社 | 為替手数料 | 売買手数料 | 取扱銘柄数 | 使いやすさ | |
1 | SBI証券(住信SBI経由) | ◎ | ◯ | ◎ | ◯ |
2 | 楽天証券 | △ | ◯ | ◎ | ◎ |
3 | マネックス証券 | △ | ◯ | ◎ | △ |
4 | DMM株 | ✗ | ◎ | ◯ | 不明 |
*売買手数料は基本パターンのデータ
いずれの証券会社も口座開設、維持費用ともに無料です。
もちろん住信SBIネット銀行も無料。銀行単体としてもかなり優秀です。
有名ブロガーもかなり多くの人がおすすめしており、私もメイン口座の1つとして使用しています。
くまお教授のツイッターもみてね(@kumao__kumao)
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