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確定申告のやり方がわからない副業サラリーマン・OL向けに解説!

更新日:

確定申告のやり方がわからない副業サラリーマン向けに解説!

  • 確定申告のやり方がいまいちよくわからない
  • サラリーマンで副業が解禁されたから始めたんだけど税金ってどうしたらいいんだろ

そんな人に向けて書いています(◦ˉ ˘ ˉ◦)

今は引退しましたが、私は会社員時代から副業をしていたので確定申告もしていました。

最初は私もかなり難しく感じましたが、慣れれば簡単です。

もちろん副業をしていないけど必要な人にも役立つ情報になっています。

この記事ではFP保有のくまお教授(@kumao__kumao)が解説しています。

この記事のポイント

確定申告のやり方や知っておきたいよくある勘違いがわかる

くまお教授
いっきまーす!

確定申告のやり方がわからない副業サラリーマンへ

まず基本的な内容から説明します。

サラリーマンの場合、普通は職場の年末調整で済みますが、中には確定申告が必要なものがあります。

その代表的なものが副業です。

おそらくこの記事を読んでくれている方は、初めて確定申告をする方が多いと思うのでその前提で話します。

初年度の場合、そこまで所得は多くないかとは思います。

しかし年間20万円を超えた場合、原則確定申告をしないと脱税になりますので忘れずにしましょう。

確定申告の時期

毎年だいたい時期は決まっていて、基本的に毎年2月16日〜3月15日まで。

2020年(令和2年)2月16日は日曜日のため、2月17日(月)から3月16日(月)まで

この時期に確定申告をする分は2019年の1月1日から12月31日までのやつです。

それを超えてしまうと、後から遅延金を支払うことになります。

 

確定申告書をする選択肢は4つ

確定申告を完了させるには確定申告書という書類を近くの税務署に提出する必要があります。

手段はおすすめ順に大きく4つ。

  1. 税務署に郵送または手渡し
  2. 自治体の確定申告書作成コーナーで作成しそのまま送る
  3. 税理士に依頼する
  4. ネット上(e-tax)

選択肢が多すぎてもうこんがらがりますよね。

くまお教授
初めての方は①か②がおすすめですが、一応それぞれの特徴をまとめていきます。

 

✓①税務署に郵送または手渡し

自分で確定申告書を作り、終わったら税務署に郵送または手渡しする方法です。

行くのが面倒なら郵送でいいですし、手渡しのほうが安心なら管轄している税務署に直接持っていきましょう。

国税庁のサイトから最寄りの税務署が調べられます。

確定申告を作るには会計ソフトを使います。

今は無料のソフトもあるので、簡単な副業くらいならそれで十分です。

 

✓②自治体の申告書作成会場で作成しそのまま送る

各自治体で確定申告の時期になると、広い展示場などを借りて2月中旬から3月中旬にかけて確定申告コーナーを設けています。

そこで確定申告書の作成&相談ができます。

検索で「申告書作成会場+地名」でググると出てくるはずです。

くまお教授
私も1回目〜2回目はこれでやりました。

なんにもわからない方にはおすすめです。

ただし会場は何時間待ちとか、かなり混み合いますので早めの時期かつ午前中に行かないと間に合わないことも多かったですね。

特に最近は副業をする人が増えてきたのでもっとすごいことになっていると思います。

あと注意が必要なのは確定申告書の相談ができるといっても、PCで入力になりその方法とかを教えてくれるのがメインです。

いくら売上が出て、経費はこうしてなどの計算は各自で事前にやっておく必要があります。

 

✓③税理士に依頼する

最も簡単なのが税理士に依頼する方法です。

確定申告書の相談、作成、送付まですべてやってくれます。

サラリーマンの副業くらいなら数万円以内で済むことがほとんどですが、お金がかかります。

副業収入が多い人は③の税理士に任せるのもありだと思います。

税理士ドットコムに依頼すればおすすめの税理士を紹介してくれます。わたしも以前使ったことがあります。

でもサラリーマンや会社員の方も一度は自分で確定申告を経験したほうがいいと思います。

やり方を知ることで勉強になりますし、自分の副業のお金の流れや経費についてもしっかりと考えるきっかけになるからです。

 

✓④ネット上(e-tax

国税庁のホームページに行き、自分で金額を入力の上、ネット上で確定申告書の提出ができます。

ただやり方がややこしいのと、自分でICカードなどを用意する必要があるのでけっこう面倒です。

初めてやるサラリーマンの方はあまりおすすめしません。

くまお教授
私は④以外すべてやったことあり、①→②→③の順でおすすめです。

 

副業の確定申告の流れ

確定申告でやることは大きく分けると以下のとおりです

手順 説明
1 帳簿をつける 売上と経費を集計する
2 決算書をつくる 1を元に利益を計算する
3 確定申告書を作成 2を元に確定申告を作る
4 提出する 税務署に送る
5 納税する 税金をおさめる(基本は後日)

多分これだけ見ても初めての方は意味不明だと思うので、気にしなくて大丈夫です。

現時点では「ざっくりこんなことをやるんだ〜」くらいにみておいてください。

①帳簿をつける(売上と経費を集計する)

税理士に依頼する方法を除いて、事前に副業の売上、経費などを事前に自身でまとめて&計算する必要があります。

その上で必要な書類を用意しましょう。

売上がわかるもの

  • 銀行の振込明細(通帳等)
  • 支払いの請求書など

経費がわかるもの

  • 領収書・レシート
  • クレジットカードの明細
  • 売上の請求書など

 

②利益を計算する

①で集計したら、利益を計算します。

その際に手段は2つあります。

  1. エクセルなどを使って自分で計算する
  2. 会計ソフトを使う

①はかなり面倒ですし、間違える可能性があるのでおすすめしません。

②について最近は使いやすい無料のサービスがたくさんあるので、こっちのほうが断然ラクです。

ポチポチ売上や経費を入力していけばあとは全自動で計算してくれます。

初心者でも余裕でできます。パソコンだけじゃなくスマホに対応しているソフトもありますよ。

いくつか使ったことがありますが比較すると以下の通り

難易度 銀行などの連携
freee
やよい
マネーフォワード

実際に使ってみて個人的にfreeeがダントツでおすすめです。

まず無料でできるのと、簿記の知識がいりません。

やよいとかだと貸借対照表とか理解していないとちょっときついですが、freeeはややこしい言葉はほぼ使われていないので初心者に優しいです。

銀行のネットサービスと連携すれば、自動で連携し反映して手入力でやる必要がありませんし、スマホアプリの使いやすさがダントツです。

シェアも最大手です。

という感じで、とりあえずいずれかの会計ソフトを用意したら先ほどの①で集計した売上・経費を会計ソフトに入力します。

※銀行やクレカ連携をした場合はポチポチ選ぶだけ

入れ終わると自動的に年間の売上、所得などが計算されます。

ふるさと納税や保険料の控除、医療保険の控除なども入力するところがあり、画面の説明の通りそのまま入れれば問題ありません。

 

③確定申告書を作成

通常は「国税庁のサイトで確定申告のページに行って作成」という流れになりますが、freeeがあればその作業は不要です。

②でポチポチ入れたデータを元に、確定申告書を自動で作成してます。

あわせて提出が必要な「収支内訳書」と「決算書(青色申告者のみ)」も勝手に作ってくれます。

なので特に「確定申告書の作成!」みたいな行為は必要ありません。ほんと神。

 

④提出する

印刷ボタンがあるので、プリンターで出力します。

家にプリンターがない場合はコンビニのネットプリントで大丈夫です。

※セブンイレブン以外はネットワークプリントになります。

後はその出来上がった書類を税務署に郵送または直接持っていくだけ。

書類の不備が心配な人は直接持っていけばいいでしょう。

※必要な書類とかはプリントアウトした紙やその前のウェブの注意事項で丁寧に書かれているので安心です。

⑤納税する

種類は以下があります。

  • 直接税務署で納税
  • 銀行振込
  • 銀行引き落とし
  • クレジットカード

納税は基本的に3月15日までですが、銀行引き落としの場合は4月中旬頃に引き落としなので実質遅らせることができます。

またクレジットカードだとポイントが付きそうで一見いいですけど、手数料がけっこうかかるのでそこまでおすすめはしません。

【手数料】

【引用】:国税クレジットカードお支払いサイト

 

よくある勘違い|提出書類

初めての確定申告のときに私が勘違いしたのは、領収書やレシートを税務署に送ると思っていたこと。

実は不要で、家に保存しておくだけでいいんです。

確定申告で送る必要があるものとそうでないものをまとめたので、確認してくださいね、。

【提出が必要な主な書類】

対象者 書類一覧
全員 確定申告書
全員 源泉徴収票(自営は除く)
全員 マイナンバーカードのコピー(ない人は通知書+身分証)
全員 印鑑(印鑑を送るのでなく申告書に押す)
全員 収支内訳書(青色申告者は必須)
該当者のみ 決算書(青色申告者は必須)
該当者のみ ふるさと納税の寄附金受領証明書
該当者のみ 医療費控除の明細書
該当者のみ 住宅ローンの関連書類
該当者のみ 生命保険・地震保険料控除証明書
該当者のみ 国民健康保険控除証明書
該当者のみ 国民年金保険料控除証明
該当者のみ 株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書
該当者のみ 青色申告承認申請書
郵送の場合 返信用封筒+切手

※【注意】郵送のときは返信用封筒と切手を入れないと、控えが返ってこないので必ず入れておきましょう。

 

【提出が不要な主な書類】

対象者
経費の領収書・レシート
病院のレシート
請求書
銀行明細
クレジットカード明細
取引報告書(株など)

 

まとめ|サラリーマンの確定申告は慣れれば簡単

このブログではサラリーマンの副業における確定申告について解説してきました( ◌•ω•◌ )

記事内容をまとめると以下のようになります。

  • 一度自分でやってみると勉強になるのでおすすめ
  • 会計ソフトのfreeeを使えば家計簿感覚で簡単に確定申告書が作れる
  • 提出や支払い方法はたくさん種類がある
くまお教授
みんなの資産が少しでも増えるように願ってます

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  • この記事を書いた人
くまお教授@資産運用してる?

くまお教授

積立NISAやiDeCo、米国株、投資信託を毎月コツコツ。FP保有者。投資歴10年以上。尊敬する人はバフェット、推しキャラはSAOのアスナ。企業サイトも寄稿中!視聴者第一主義者。

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