- 「ループイフダンは20万円の資金で運用できる?」
- 「20万円なら設定はどうするべき?」
そんな人に向けて、株FX歴10年の私が書いています(๑•ω-๑)♥
実際にループイフダンの実績を公開していて、安定して利益も出していますよ。
この記事の概要
- ループイフダンで20万円で運用するための方法を解説
ループイフダンを20万円で始める方法
まず先にお伝えすることとして、ループイフダンは20万円からでも始めることはできます。
ただし決して資金が多いとは言えない状況なので、利益を出すためには考えて設定する必要がありますよ〜。
おそらく20万円で始めようとされるということは、ループイフダンにかけられるお金はそこまで多くないと勝手に思っているので、大きな損失をできるだけ抑えた運用をお伝えします。
通貨ペア
まず通貨ペアを決める必要があります。
20万円の資金ですと、1種類の通貨ペアに投資するのが限界です。
分散できない以上、なにを選ぶか非常に重要になります。
おすすめは以下のいずれか。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ユーロ/米ドル
20万円ということを考えると、特に米ドル/円がおすすめです。
理由は以下のとおりです。
- スプレッドが狭い
- 流通量の多さ
1つずつ説明します。
✓スプレッドが狭い
スプレッドとは買値と売値の差額のことです。
FXではどの業者でも買値のほうが高く、売値のほうが安く設定されています。この差額でFX会社は利益を得ています。
ただし会社によって、また通貨ペアによってけっこう変わります。
ちなみに自動売買FXの中でループイフダンのスプレッドは狭めで。
投資家にとってスプレッドは狭いほうがコストが安くなります。
で特に狭いのがドル、ユーロなんです。
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円(USD/JPY) | 0.7銭~1.0銭 |
ユーロ/米ドル(EUR/USD) | 0.7pip~1.5pip |
ユーロ/円(EUR/JPY) | 1.4銭~2.0銭 |
英ポンド/米ドル(GBP/USD) | 1.4pip~3.5pip |
豪ドル/米ドル(AUD/USD) | 1.0pip~4.0pip |
豪ドル/円(AUD/JPY) | 1.5銭~4.0銭 |
カナダドル/円(CAD/JPY) | 2.5銭~5.5銭 |
NZドル/円(NZD/JPY) | 2.0銭~6.5銭 |
※2019年7月末時点
1pipは1銭とほぼイコールと考えて問題ありません。
上の表をみると、特にドルが安いです。
それに対して、カナダドル、豪ドル、NZドルは高くなっています。
ここに乗せていないトルコリラや南アフリカアランド、スイスフランなどはもっと高いです。
くわしくは以下記事を見てください。
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✓流通量の多さ
ドルやユーロを選んだもうひとつの理由は流通量が多いからです。
円と合わせこの2つは世界三大通貨とされ、世界中でたくさん取引されています。
基本的には「取引量が多い=価格が安定する」が投資のセオリーです。
(先ほど説明したスプレッドの狭さも実は流通量に起因していたりします)
特に20万円と元手が少ない資産の場合、特に安定していることは重要です。
買い売りの方向、値幅、ポジション数の決め方
通貨ペアが決まったら後は、買い売りの方向、値幅やポジション数を決める必要があります。
ざっくり用語解説
- 買い売りの方向:買いで入るか、売りで入るか
- 値幅:どれくらいの感覚で注文を並べるか
- ポジション数:いくつまで同時に注文を並べるか
私だったら以下のようにします。
- 通貨ペア:ドル/円の買い+ドル/円の売り
- 値幅:50
- ポジション数:10ずつ
このようにした理由をお伝えします。
✓通貨ペア
ドル/円の買いと売りを両方仕掛けます。
これを両建てと言ったりします。
円高になっても、円安になっても損失を最小限に抑えることができるためおすすめです。
価格が下がっても上がっても、利益が確定されていくので見ていて心が落ち着きます。
もちろん含み損も出ますが、それ以上に確定利益が上回ることがほとんど。
更に必要な証拠金(最低限必要な元手)が半分に済むことも大きなメリット。
直近の大幅な価格変動で、含み損を大量に出した投資家の方が多かったですが、私はこれをしていたおかげでプラスに推移しています。
両建てについてくわしくはループイフダンの両建てが良いワケをみてください。
【補足】ユーロを選ばなかった理由は直近のドイツやイギリスなど経済不安があるためドルのほうがベターだと判断しました。ドルのほうが馴染みもあるでしょうし、価格が動きが少ない&コストが安いので。ちなみにスワップポイント狙いで新興国の通貨を選ぶと、為替の変動が大きすぎてたいてい失敗するので(というか成功している人をほぼ見かけない)先進国の通貨がおすすめです。
✓値幅
値幅は10銭~100銭の間で4パターン前後から選べます。
ちょうど真ん中の50銭にしました。
値幅10だと間隔が狭すぎるし、100だと広すぎだと思います。
値幅が狭いとちょっと値段が動いたら決済されてしまうため、コストが余計にかかります。
一方で値幅が広すぎるとなかなか決済されず、利益が増えません。
20万円で始める方は初めての人が多いでしょうから、決済が全然されないと焦ると思うので、広すぎは良くないと思います。
だから中間の50がおすすめ。
【補足】たとえば値幅を50銭に選んだときは、50銭間隔で注文がされます。注文したときから50銭分価格が動いたら決済されるという流れです。ループイフダンは最低で1000通貨から取引が可能なので、1決済あたり500円の利益になりますよ。
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✓ポジション数
ポジション数とは、注文をマックスで何個までするかということです。
手動で決めることができます。
多いほうが注文が増え利益獲得のチャンスは広がる一方で、損失を抱える可能性もあがります。
そして必要な資金も増える点にご注意を。
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20万円ということを考えると、まずは10ポジションからやるのがリスクが少なくていいかなと思いますね。
もし米ドル/円を10ポジションでやるとすると、必要目安資金は円となるのでちょうど良さそうです。
- 1.レート変動幅確認表でカバーしたい年数を選択
- 2.目安資金表で変動幅と値幅と照らし合わせる
1.レート変動幅確認表をみると、過去の年数ごとに最大いくら価格が動いたかチェック
20万円の元手だと頑張っても5年が限界です。
表を見ると、5年間でおよそ26.3円動いたことがわかります。この数字を2で使うので覚えておいてください。
2.目安資金表にある想定する変動幅の欄で、先ほど出した26.3円に近いものを探すと25円というのがありますので、ここに合わせる。
値幅を50だとすると(先ほど私は50をおすすめしていた)、目安資金が892,500円、ポジション数が51と出ます。
こんな資金を用意できない!と思ってる人は安心してください。
ポジション数を減らせばいいだけです。今回は10を推奨しているので、記載の1/5で済みます。
目安資金892,500円 ✕ 1/5=178,500円!
これがポジション10で必要となる資金です。
ちなみに口座開設をして、注文画面に進んでいくと、自動で計算した結果が表示されるので計算が苦手な方はそっちを見たほうが早いです。
✓損切り設定
ループイフダンでは、損切り設定のオン・オフが最初のセッティングのときにできます。
正直好みにはなりますけど、資金20万円でやるなら損切りオンのほうが良いと思います。
損切りをオンにすると、ポジション数を最大まで保有した場合に、含み損のまま残った一番古い注文が自動的に決済され、新しい注文をする形になります。
反対に損切りをオフにしないと、ポジションが最大まで持ったとき(つまり上限が10のときに10個のポジションを盛った場合)、新しい注文がされなくなってしまいます。
また価格が一方的に動いた場合、損失がどんどん膨らみます。
資金に余裕があれば追加入金をして、価格が戻ってくるまで待てますが、20万円しかない場合はそうも行かないと思います。
損切りをオンにすれば、損失が最大化する前に、決済できるのでリスクは抑えられますよ。
まとめ|もし私がループイフダンを20万円で始めるなら
この記事ではループイフダンの20万円運用方法ついて書いてきました( ᐢ˙꒳˙ᐢ )
まとめると以下のようになります。
- 20万円でもループイフダンは始められる
- 通貨ペアはドルかユーロがおすすめ
- 買いと売りの両建てを推奨
- ポジション数は10がいい
- 20万円なら損切りはオンでもよい
くまお教授のツイッターはこちら(@kumao__kumao)