- 「楽天のiDeCo(イデコ)の手数料は安いの?」
- 「iDeCoでも楽天カードとかのポイントってつく?」
そんな人に向けて書いています。
株FX歴10年の私が初心者でもわかりやすくお伝えしていきますね!
この記事の概要
- 楽天証券でiDeCoをやる場合の手数料やポイントの付与がわかる
目次
楽天iDeCoの手数料は安い
楽天証券のiDeCoの手数料は他の金融機関と比べると非常にお得です。
iDeCoには手数料と言われるものが主に3種類あります。
- 販売手数料
- 運営管理手数料
- 信託報酬
1つずつ説明します。
①販売手数料
販売手数料とは字の如し、投資信託や預金を積み立てる(購入する)場合にかかる手数料です。
楽天のiDeCoでは一切かかりません。
というか、どの金融機関でもiDeCoにおいてかかるものは見たことがないです。
だから気にしなくていいです。
②運営管理手数料
運営管理手数料とはiDeCoそのもの自体を運用するにあたってかかるコストです。
こちらは一部の他の大手証券会社と同じように、楽天証券は最安水準となっています。
【初期手数料】
加入時or移管時の手数料として2,777円(初回のみ)
ただし、どの金融機関でも同じ金額が必ずかかります。
【月額手数料】
手数料の違いが生まれるのはこっち。
項目 | 月額 | 備考 |
合計 | 167円 | ー |
(a)国民年金基金連合会 | 103円 | どの金融機関でも同じ |
(b)資産管理サービス信託銀行 | 64円 | どの金融機関でも同じ |
(c)販売会社(楽天証券) | 0円 | 金融機関で異なる |
どこの金融機関でiDeCoをやるにも必ず、(a)103円+(b)64円=167円/月はかかります。
(c)運営管理機関に払う金額は、金融機関によって違います。
楽天証券は無料です。
メガバンクや地銀、保険会社、ネット以外の証券会社などはいずれもほとんどが(c)が有料となっています。
だいたい200円〜300円程度。
だからネット証券を選ぶのが正解です。
ちなみに「安い金融機関でも手数料が十分高すぎない?」と思う方もいるかも知れません。
当初わたしもそう思いました。
でもiDeCoは所得控除が出来るので、サラリーマン(公務員含む)も自営業者も節税という形で手数料を帳消し以上にしてくれます。
【楽天証券のシミュレーション結果】
楽天証券のツールで節税額を試算してみます。
条件:年収500万円、毎月1万円積み立て、年齢30歳
すると年間24,000円もの節税ができます。
本来24,000円分取られるはずだった税金が0になるわけですから、単純に2万4千円の儲けと同じです。
運営管理手数料の元を取るどころかそれ以上のプラスになります。
③信託報酬
楽天証券は信託報酬率も安いです。
信託報酬とは投資家が都度負担するコストです。
投資信託によって金額は異なります。
安いものなら年率0.2%などで課され、1日あたり0.0005%前後です。
高い金融機関だと0.3%~1.0%まであります。
銀行や保険会社はかなり高いです。
楽天iDeCoのカードのポイントは残念
楽天証券のiDeCoで楽天ポイントがもらえるのか気になりますよね。
答えとして最大でも36ポイントしかつきません(厳密には楽天銀行側で付与され、楽天証券側では付与されない)
しかも楽天銀行と連携するというすごく手間のかかる作業です。
そこまでしてやっと36Ptっておい。
だから実質もらえないと同じと考えておいたほうがいいです。
つみたてNISAでは楽天カード決済を選べて最大1%のポイント付くんですけど、iDeCoでクレジットカード払いを選べません。
公式サイトにもiDeCoが対象外なのが書いてあります。
【ご注意点】
未成年口座、ジュニアNISA、法人口座、iDeCoではご利用できません。
また楽天ポイントの付与も対象外です(楽天銀行からの引き落としで月36ポイントもらえるのは別にあるけど)
つまり普通にiDeCoで投資した分でポイントが貯まることもありません。
一応電話でも聞きました。
けっこうネット上に事実と異なることが書いてあるので注意しましょう。
ただ一応口座開設で楽天ポイントがもらえるキャンペーンならやっています。
まあ楽天証券の口座があれば日経新聞を無料で読むこともできたりと、開設しておいて損はないです。
楽天iDeCo申し込みの流れ
かなりシンプルです。
ただ2ヶ月位時間がかかるので注意が必要。
- 楽天証券公式サイトで資料請求
- 書類到着
- 申し込みする場合は記載して返送
- 審査
- ID・パスワードが届く
- 資産運用開始
③をするまではキャンセルできるので、とりあえず資料を請求してくわしく見てみることをおすすめします。
公式サイトに行ったら以下のキャプチャの赤枠の部分から進めばいけます。
ちなみに私は楽天証券とSBI証券の複数社の資料を請求して比較しました。
まとめ|楽天iDeCoの手数料は安い&ポイント付与はわずか
この記事では楽天iDeCoの手数料やポイントについてお伝えしてきました(´,,•ω•,,`)
まとめ
- 楽天証券のiDeCoは運営管理手数料安い
- 信託報酬もお得
- 楽天ポイントは楽天銀行で付くけど36ptのみ
- 楽天カードは使えない
詳しい違いはイデコ比較!どこがいいか運用中の私が読者目線で解説をご覧ください。
ちなみにiDeCoの金融機関は1つしか選べませんけど、後から変更はできますよ。