- 「iDeCoは一括拠出が出来るって聞いたんだけどどうやればいい?」
- 「一括で支払うメリット・デメリットを知りたい?」
そんな人に向けて書いています(๑•ω-๑)♥
この記事の概要
- iDeCoを一括拠出した場合にかかる手数料やメリット・デメリット、方法、裏技を解説します。
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iDeCoで一括拠出はおすすめ
一括拠出とはつまり一括で支払うことです(º﹃º♡ )
本来iDeCoは毎月一定額を拠出するのが通常の方法。
しかし2018年から一括で支払いができるようになったんです。
実際にわたしはiDeCo運用していて、この方法を取っています。
それを踏まえて感じメリット・デメリットをお伝えしますね。
メリットは手数料が安い
最大のメリットは手数料が安くなることです(ღ˘ㅂ˘ღ)
イデコを運用するには以下の手数料が毎月かかります。
対象 | 金額 | |
A | 国民年金基金連合会 | 105 円 / 月 |
B | 事務委託先金融機関(資産管理サービス信託銀行) | 66円 / 月 |
C | 金融機関 | 0円〜450円 |
※すべて10%の増税後の金額を反映
Cの金融機関に払う手数料は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券といったネット証券なら無条件で無料です。
反対に銀行、保険会社、ネット以外の証券会社では有料のところが普通です。
だからまず大前提としてネットの証券会社を選ぶ前提で話をします。
その場合、通常通りだと毎月(A)105円+(C)66円で、合計171円が毎月かかることに!
しかし一括で拠出すれば(A)の105円はかかりませんので、(C)66円だけを払えば良くなります。
毎月拠出と一括拠出を比べた年間の手数料を比較すると以下のとおりです。
年間手数料 | |
毎月拠出 | 2,052円 |
一括拠出 | 897円 |
その差は1,155円になりますので、一括で支払う金銭的メリットが大きいと言えます。
デメリットは分散投資ができない
メリットをお伝えしましたが、当然デメリットもあります。
一括拠出でイデコを行う最大のデメリットは、投資の分散効果が得られないことです。
毎月一定額を拠出すると、投資信託の購入金額を平準化できます。
反対に一括だと、極端に高すぎる値段で掴んでしまうリスクがあります。
実はiDeCoは年一括支払いの他に、好きな回数を指定することも可能です。
少なくとも私が運用しているSBI証券ではできます。
実際に年4回に分散投資しているので、手数料も安くなり、分散効果もしっかり得られるメリットがありますよ。
一括支払いをする方法
やり方は簡単です。
まずSBI証券などでPCまたはスマホから資料請求をします(SBIがおすすめです)
一応おすすめの証券会社はイデコ比較!どこがいいか運用中の私が読者目線で解説で比較しています。
ネットで資料請求の手続をしたらその後に電話で「一括支払い用の書類をください」と連絡しましょう。
すると一括支払いに必要な紙も送ってくれますよ。
↑こんなやつ
その紙を使えば一括払いか、年4回払いなど指定することができます。
それ株価が下げる傾向のある月に拠出をすることです!
株価には年間を通じて上がりやすい月とそうでない月というのがあります。
もちろん年によっては当たらない年もありますが、闇雲に拠出するタイミングを決めるより健全です。
参考までにいつ上がりやすいか表をお見せします。
※出典:F-Style-Magazine
少し見づらいのでNYダウのところを以下に独自にまとめました(投資で一番おすすめするアメリカ株や先進国のチャートに一番近いと思われるので)
2000年から2018年までの月ごとの価格変動の実績です。
平均騰落率(%) | |
1月 | -1.1 |
2月 | -0.2 |
3月 | 1.9 |
4月 | 1.9 |
5月 | 0.0 |
6月 | -1.3 |
7月 | 1.1 |
8月 | -0.4 |
9月 | -1.2 |
10月 | 2.0 |
11月 | 1.6 |
12月 | 1.3 |
※騰落率(とうらくりつ)とは値段が上下に動いた比率のこと
安いところで買ったほうが当然利益も増えます。
わたしは1月、6月、9月、12月に拠出をしています。特に6月と9月に多めにしました。
12月は上がっているのでなぜ拠出しているか疑問に思うかもしれません。
なぜなら12月は必ず拠出しないといけないルールがあるからです。0円にはできませんので注意しましょう。
あと、もし一括払いにする場合は12月のみしか指定ができません。
また年間を通じて、最低でも6万円以上の支払いをしないといけないので注意しましょう。
まとめ|iDeCoで一括拠出はおすすめ
この記事ではiDeCoの一括拠出についてお伝えしてきました( ᐢ˙꒳˙ᐢ )
記事内容を以下にまとめました。
- iDeCoで一括拠出はおすすめ
- メリットは手数料が安くなること
- デメリットは期間をわけて分散投資ができないこと
- 裏技として年数回に分けて拠出がある
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迷ったら複数社の資料請求をしてみるのもおすすめです。無料なので。
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