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日本株

【一番詳しい】日本駐車場開発の株価!今後の将来性や株主優待

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【一番詳しい】日本駐車場開発の株価!今後の将来性や株主優待

「日本駐車場開発は買い?」

「どんな株主優待や配当があるの?」

そんな人に向けてFP保有のくまお教授(@kumao__kumao)がかなり詳しく分析をしていきます(灬ºωº灬)

答えだけ先にいうと、日本株の中でかなり優秀な銘柄です。

くまお教授
レッツゴー!

日本駐車場開発の株価を左右する業績を解説

まず今後の将来性を分析する上で過去〜現在の業績を細かく見ていきます。

✓売上・営業利益

日本駐車場開発の売上・営業利益

ちょっ、綺麗すぎる右肩上がりですね。一度も前年度の売上を下回っていません。

営業利益もきれいな上がり方です。

2008〜2009年のリーマンショックもなんのことなく乗り切っています。

表でもデータをまとめました。

日本駐車場開発の売上・営業利益の表

 

✓営業利益率(売上高営業利益率)

日本駐車場開発の営業利益率

こちらもかなり高い数値で、価格競争に巻き込まれずしっかり利益を取れていることがわかります。

不動産だと11%前後が平均だったりするので、17%を超えているのはかなり高いほうです。

参考:不動産業統計集

企業を選ぶ上で営業利益率の高さはかなり重視しています(バフェットも大事と言ってます)

営業利益率が高いことが意味するのは

  • 付加価値を提供できている
  • ライバルが少ない
  • 赤字になりづらく安定した経営に繋がる

などがあると私なりに考えています。

✓ROE

日本駐車場開発のROEのグラフ

ROEとは「企業が私たちが投資した資金を使ってどれほど効率的に利益を生んでいるか」を表す指標です。

10%を超えると良い企業だと言われることが多いです。

日本駐車場開発は余裕で超えていますね。

一番低いときでも19%代と驚異的な数値です。

✓EPS・BPS

日本駐車場開発のEPS・BSPのグラフ

こちらも日本駐車場開発は見事な右肩上がりです。

むむ、なんか数値良すぎて恐いですねここ。

  • EPS(1株あたりの純利益):企業が効率よく儲けていることを示す
  • BPS(1株あたりの純資産):安全性を示す

安定して右肩上がりになっている会社は優良企業の1つの目安です。

✓フリーキャッシュフロー

日本駐車場開発のフリーキャッシュフローのグラフ

フリーキャッシュフローが多い会社ほど経営状態が良好といえます。

ずっとプラスですね。

たまにへこんでいるところは大型投資をした年です。未来への成長につなげていることでもあります。

つまづきポイント

  • フリーキャッシュフロー:営業キャッシュフロー」ー「投資キャッシュフロー」
  • 営業キャッシュフロー:本業の利益を表す
  • 投資キャッシュフロー:事業投資を表す

日本駐車場開発の株主優待と配当利回り

購入最低株数は100株からですが、株主優待は1,000株買った人がもらえます。

ちょっと珍しいですね。

配当金は単位に関係なくもらえるので安心してください。

くまお教授
くわしく解説していきます。

株主優待

日本駐車場開発の株主優待はちょっと特殊ですが、還元率はいいです。

内容
株価 131円(記事執筆時点)
単元株数 1,000株
権利確定月 7月
優待回数 年1回
優待内容 ①自社グループ運営駐車場の1日駐車料金30%割引券:5枚

②スキー場リフト1日券50%割引券(1枚で5名まで利用可能):2枚

③レンタカー車両貸渡料金10%割引券:2枚

④旅行の企画販売会社「Geekout」催行の旅行割引券(1枚で5名まで利用可能):2枚

⑤那須ハイランドパーク割引チケット(1枚で4名まで利用可能):2枚

優待金額目安 7,500円
優待利回り 約5.72%前後

車をよく使う人やスキーに行く人に良さそうです。

これいうと怒られるかもしれませんが、使用しない場合は金券ショップ行きですね。

使いたい人と譲りたい人の需要と供給があっていれば、何ら悪いことではないと思うんですよね。

そもそもそうやって交換の時代を繰り返して社会は大きくなってきたんですから(一体何の話をしているんだ私は(≖ᴗ≖ ))

配当利回り

株主優待とは別に現金で還元される配当金があります。

1株あたりの配当金は4.25円。配当利回りは現時点では3.49%(予想)でかなり高いほうです。

7月にまとめて権利を受け取れます。

今までの推移をまとめました。

日本駐車場開発の配当金・配当利回り

ずーっと増配しています。

優秀過ぎますね。

株価が上下しても2%程度は少なくても期待できます。

✓配当性向

日本駐車場開発の配当性向

直近10年は安定しています。かなり高い部類です。

2008年とかがやたらと高いのはリーマンショックで不当に売られていたからです。

ちなみに配当性向も重要といえば重要ですが、どちらかというと1株あたりの配当金を増やしている企業のほうが大切です。そういった会社は信頼できます。

配当利回り+優待利回りをあわせてみると

配当利回り+優待利回りを合計してみますね。

還元率
配当利回り 3.49%
優待利回り 5.72%
合計 9.21%

かな〜り良い還元率ですね。

優待券は人によって使いみちに困ると思いますが、配当利回りだけでも十分すぎるほど高いレベルです。

日本駐車場開発の株価チャート

ここからは長期、中期、短期、日経平均と比較した日本駐車場開発の株価チャートを見ていきます。

✓月足チャート(2004年〜)

リーマンショック(2008年〜2009年)のときに5分の1くらいまで下がってますね。

ちょっと信じられない落ち方です。

そこから数年はヨコヨコが続き、2013年から復活していきます。

ちなみに株価が低迷したときも上昇したときも先ほどお見せしたとおり、しっかりと好業績を続けていました。

完全に買いどきでしたね。

✓週足チャート(2015年〜)

 

✓日足チャート

直近のチャートです。さすがに市場全体が下がっているので、日本駐車場開発も例外ではないですね。

✓日経平均と比較した月足チャート

チャート単体で見るよりも、日経平均株価と比べたほうが市場との連動性がよく分かるので比較しました。

これをみてわかるのが市場に連動して動きやすいと言えそうです。

リーマンショックのときは日経平均よりも下落の幅が大きくなっていました。

今回はあまり動いていないようにみえますが、果たしてどうなるか。

会社概要とビジネスモデル

✓会社概要

基本的な情報をまとめました。

  • 創業:1991年
  • 本社:大阪府大阪市北区
  • 代表取締役社長:巽一久
  • 従業員:連1,053名 単396名(27.7歳)
  • 上場遍歴:2003年JASDAQに株式公開、2004に東証2部、2005年に東証1部上場

✓事業モデル

投資をする上でビジネスモデルは絶対に知っておかないといけません。

日本駐車場開発は主に3つのビジネスをしています。

  • 駐車場
  • スキー場
  • テーマパーク

比率としてはほとんどが駐車場です。

*日本駐車場開発の決算資料より引用

どれも好調で伸びています。

ただこれだけではなにをやっているのかわかりませんよね。

もっと具体的にまとめたのが以下の表です。

事業内容
駐車場 一言でいうと駐車場のコンサル。うまく活用できていない土地持ちのオーナーから場所を借りて、コインパーキングや月極駐車場として効率的に貸し出す。
スキー場 スキー場の運営。より魅力的な施設を作り上げ、閑散期にはイベントを行うなどの再生事業をしている
テーマパーク 那須ハイランドパークなどの運営

どれも共通しているのは、あまりうまく行っていない事業のオーナーの物件を安く借りるor買って、それを効率的に運営し直して利益を生み出すことです。

あと業種は不動産ってなってますけど、自社で駐車場を保有している分は一部で、ほとんどが土地持ちから借りているものなので他社よりもリスクが比較的低いかなと思っています。

また法人客がメインで安定した契約をとっているところが強みです。

✓株主データ

参考のため株主がどんな構成かも載せておきます。

保有株数(単位:万株) 比率
(株)巽商店 9,860 28.3
自社(自己株口) 1,762 5.0
日本マスター信託口 1,358 3.8
トヨタ自動車 1,190 3.4
日本トラスティ信託口 1,126 3.2
ノーザン・トラスト(AVFC)リ15PCT 1,100 3.1
岡田建二 1,029 2.9
巽一久 939 2.6
川村憲司 714 2.0
杉岡伸一 661 1.8

今後の買い時を予想

✓今後(短期)の動向

直近のショックによってサブの事業であるスキー場、テーマパークは特に集客に苦労するはず。

メインの駐車場事業も在宅勤務などが増えれば、売上低迷になりえます。

今後どれだけショックが長引くかによって大きく業績は変わってくるでしょう。

いずれにせよ元々の予想よりも業績は悪化するのはおそらく間違いないでしょう。

✓今後(長期)の動向

国内もまだ取扱数を増やしていきつつも、今後は海外の駐車場ビジネスがどれだけ拡大していけるかが鍵になりそうです。

あわせてスキー場やレジャー施設の保有数もどんどん増やしていくでしょうからその経営次第と言えます。

あとは直近のショックが収束してしまえば、元の売上・利益に戻るでしょうから長期で株を保有する分にはそこまで心配はいらないかもしれません。

✓PER(株価収益率)

PERが低ければ低いほど、会社が稼ぐ利益に対して株価が割安であることを表します。

直近の予想PERは15.27倍です。

シンプルに15倍より下くらいが買い時と言われますが、個人的には今までの推移を見て判断すべきだと思っています。

過去10年間を数値を見ると、現在の15倍台というのはかなり安い部類に入ると思います。

ただ直近の市場のゴタゴタがあるのでエントリーのタイミングは難しいですね。

最低購入単価がかなり安いので、時期をずらして分割して買ったほうが安全です。

✓PBR(株価純資産倍率)

企業の持っている純資産から見た株価の割安度を表す数値で、安いほうが良いです。

現在の予想PBRは4.89倍。

一般的には1倍を切ると安いと言われます。

ただ推移をみるとかなり安い部類ではあると思います。

ちなみにわたしはPBRよりはPERを見て判断する事が多いです。

企業は利益を生み出してなんぼですからね。

くまお教授
あと注意したいのはPERが良いから必ずしもいいわけではなく、他の数字もあわせて投資判断をすべきです

さいごに

この記事では日本駐車場開発の株価や優待の分析をしてきました(๑•̀‧̫•́๑)

今回の内容を整理すると以下になります。

記事内容まとめ

  • 売上高も営業利益も安定的に推移
  • ROEもEPSもすごい!優秀すぎる数値
  • 現状PERも割高ではない

現状の株価だと131円の100株からなので、最低購入金額は13,100円くらいから買えます。

国内株を買う場合は以下の会社がおすすめです。

  • SBI証券:口座開設数1位、手数料最安クラス、商品ラインナップが鬼
  • 楽天証券:口座開設数2位、手数料最安クラス、画面使いやすい

とりあえず上記の2つにしておけばまず間違いありません。

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  • この記事を書いた人
くまお教授@資産運用してる?

くまお教授

積立NISAやiDeCo、米国株、投資信託を毎月コツコツ。FP保有者。投資歴10年以上。尊敬する人はバフェット、推しキャラはSAOのアスナ。企業サイトも寄稿中!視聴者第一主義者。

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