「ループイフダンを始める前にデメリットをしっかり知っておきたい」
そんな人に向けて書いています(๑•̀ㅁ•́๑)✧
これからループイフダンを始めるという方は、損しないためにしっかりと知っておく必要があります。
ループイフダンで資産を増やし続けているユーザーは80%となっていますが、残りの20%側に回らないようにしっかり対策をしていきましょう。
今回、株FX歴10年の私が、こんなことを解説します。
伝える内容
- ループイフダンのデメリット全て
- デメリットを最小限に抑える方法
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ループイフダンのデメリット11個
1.「取りたくないポジションを取ってしまう」
ループイフダンは自動売買のFXのため、取りたくないポジションを取ってしまいます。
買値も売値も自動で投資家自身で決めるができません。だから意図していないレートで注文されることがあるんです。
利益がプラスに向かっている場合ならいいですけど、暴落などでマイナスに動いた場合は焦りが出てきます。
2.暴落時にマイナスが大きくなる
ループイフダンに限らず自動売買系のFXに共通しているデメリットが、暴落時にマイナスが増えること。
ヨコヨコに動く相場ではガッツリ儲かりますが、大暴落などで大きくチャートが変動するとけっこうな含み損を抱えます。
3.高値または安値のポジションを持ち続けることになる
上記と関連したデメリットとして、現在より高いまたは安いポジション(抱えている注文)が決済されずに、残ることが多いです。
特にチャートが大幅に動いた場合に当てはまります。
最初に注文した値段まで価格が戻ってこない場合は、ずっと最初のポジションを含み損のまま抱え続けることに。
上図の例は一番最悪のパターンである、トルコリラ/円のチャートです。
新興国の通貨はいつこんな感じの曲線を描くかわからないので、保有はおすすめしません。
4.売りのスワップが強くマイナスになりやすい
ループイフダンに限った話ではないものの、売りの注文をするとスワップ(金利)がマイナスになる可能性が高いです。
注文は買いだけでなく、売りからも注文ができます。
例えばドル/ 円で買いの設定だけでなく、ドル/円の売りも可能。
ドル/円の買いでは、円でドルを買うことを意味するので、プラスのスワップポイント(金利収益)が得られます。それはドルのほうが円より金利が高いからです。
しかしドル/円の売りでは、円を売ってドルを買うことを意味するので、逆にスワップポイントを支払わないといけません。つまりポジションを持っているだけで、どんどんマイナスになっていきます。
ループイフダンは一度注文した注文は割と長く持たされるので、マイナスのスワップは手痛いです。
5.出口戦略を決める必要がある
先ほど終え伝えしたとおり、ループイフダンは現在から一番高い値または安い値の注文を持ち続けることが多いです。
すると常に一定の含み損を抱えていることとなります。
しかしループイフダンから完全に撤退する際に含み損を抱えたままだったら、その分マイナスになりますよね。
だからどのタイミングで全て売却するか、どのくらいのレートで注文を解消するか将来のことも考えておく必要があります。
6.損切りすることにリスクがある
結局手動で売買をしてしまうと、大抵の人は損します。
損失が増えたからと行って、むやみに損切りするのはよくありません。
余裕資金で設定をし、レバレッジを減らして取引をする必要があります。
またループイフダンの性質上、注文がかなり多くなります。それを自分で損切りするのは、かなり労力と知識が必要となるのでおすすめしません。
7.途中で変更ができない
ループイフダンは一度設定すると後で修正ができないというデメリットがあります。
具体的に以下を変更しようとしても仕様上不可です。
- 通貨ペア
- 買い、売りの方向
- 値幅
- ポジション数
- 損切り設定の有無
だから最初にリスクを抑えた設定を確実にすることが必要となってきます。
またどうしても設定を変えるときは、取り消すことになりタイミングの判断が難しいです。
8.自由に値幅設定などができない
ループイフダンで出来るのは、決まったシステムを選択し以下を変えるくらいです
- 通貨ペア
- 買い、売りどちらから入るか
- ポジション数
逆に以下が細かくカスタマイズできません。
- 値幅
- レンジ(売買を繰り返すレートの範囲)
- 1ポジションあたりの利益
- 注文本数
など
自分で細かく設定したい中級者以上にとっては歯がゆいと思います。
値幅についてはループイフダンの値幅とは!最適な値も初心者向けに解説!で解説しました。
9.通貨ペア数が少ない
ループイフダンの通貨ペアは増えててきたものの、ある程度限られています。
マイナーな通貨を取引したいという方は別の自動売買FX、例えばトライオートFXのほうがいいでしょう。
参考↓
通貨ペア数 | |
ループイフダン | 14 |
トライオートFX | 17 |
10.レンジ設定ができない
レンジ設定とはカバーする売買の幅です。
例えば図のように赤枠の箇所でのみ、売買を出来ることを指します。
他の自動売買FXでは、〜円から〜円までしか売買をしないという設定ができるトラリピなどのサービスががあります。
しかしループイフダンではできません。
自分で将来の相場のレンジを予想して、取引をした方には欲しい機能かもしれません。
トラリピについては以下で詳しく解説しています。
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11.知識が身に付きづらい
自分で売買する取引(裁量取引)と違い、ループイフダンは一度設定してしまえばあとは自動で取引をするため、FXの知識はあまり身につきづらいです。
自分で色々トライして学びたいという人には不向きかもしれません。
ループイフダンのデメリットを最小限にする方法
株でもFX,投資信託と行ったどんな投資にもリスクはあり、デメリットもたくさんあります。
しかし以下をすることでリスクは最小限にし、着実に利益を増やすことができます。
- デメリットを知る
- 対策をとる
ものすごーく基本的なことですけど、とっても大事です。
①はすでにどこよりも網羅してご説明したので、問題ありません。
ここからは②を解説していきます。
ループイフダンで資産を増やし続けているユーザーは80%となっていますが、残りの⑳%側に回らないようにしっかり対策をしていきましょう。
先ほど記載した各デメリットごとに対策を記載します。
✓「取りたくないポジションを取ってしまう」
→対策:ポジション数を少なめに設定することで防げます。
あと基本的に自分で売買を組むよりかは、ループイフダンの自動売買のほうが最適なレートで取引をしてくれるので相当敏腕トレーダーでないかぎり、任せたほうがいいでしょう。
ポジション数について以下で解説しています
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✓暴落時にマイナスが大きくなる
→対策:含み損を抱えてもロスカットされないような余裕を持った設定をすれば、問題ないです。
具体的には、資金を多めに投入する、ポジション数を減らす、値幅を減らす、動きの安定した通貨ペアを持つなど
私は安定性重視で豪ドル/NZドルのペアで運用しています。
-
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✓高値または安値のポジションを持ち続けることになる
→対策:上記と同じ
✓売りのスワップが強くマイナスになりやすい
→対策:マイナススワップになる注文は基本しなければ心配は無用です。
半分以上はプラススワップになる通貨ペアですので、最初に選ぶ際に意識して選びましょう。
例えばUSドル/円、豪ドル/円、NZドル/円で買い注文をすれば全てプラスワップになります。
基本的に円より金利が低い追加はないですから、心配なら円建てで買うようにしましょう。
✓出口戦略を決める必要がある
→対策:これはなかなか難しいです。
リスク管理をしっかりする+正直慣れるしかないと思います。
まず最初のループイフダン設定は無理をしない程度の設定をちゃんとしましょう。
それでしばらく続け、様子を見ていくとだんだんコツとかどうやって利益や損を抱えていくのがなんとなくわかっていきますよ。
✓損切りすることにリスクがある
→損切りしなくても問題のない通貨ペアや、ポジション数の選択をすればいいです。
含み損を抱えていても、ロスカットされないような維持率さえあれば、乗り切れます。
その後で値を戻した際に、大幅な利益になりますし。
✓途中で変更ができない
→対策:先ほどループイフダンの設定変更はできないとお伝えしました。
だから設定を停止し、再度新規にループイフダンを開始するしかありません。
停止・再開のタイミングは難しいですけど、含み損が極端に少ないときに実行しなければ失敗は減らせます。
また、逆に途中であれこれ変更できてしまったら、手動で取引しているのと同じことになってしまいますよね。それだと自動売買FXのメリットを活かせないんじゃないかと思います。
✓自由に値幅設定などができない
→対策:選ぶ設定によって3~5パターンといった、ある程度の値幅は決められます。
むしろ自分で設定するとなった場合、どれくらいが適切かもいまいちわからないと思います。
ループイフダンを提供するアイネット証券は、研究した上で値幅のパターンを出しているはず。
だから逆に自分であれこれ選ぶよりも、厳選されたなかなか選ぶほうが成績は期待できるだろうと思います。
初心者は特にそのほうが簡単でいいですし。
まとめると、ループ普段にあまり細かい設定がないということは、逆に以下の利点があります。
- 手間がかからない
- 設定で迷わない
だから自動売買に慣れていない人は逆に好都合かなと思います。
あと上級者の方も、設定が複雑にできるトライオートFXやトラリピといった自動売買FXより儲けている人が多いです。
だからループイフダンは、割と万人向けでもある気もします。
値幅については以下で書きました。
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✓通貨ペア数が少ない
→対策:他にもっと通貨ペアの多いサービスはあります。
しかしアイネット証券のループイフダンでも主要な通貨ペアは一通りそろっていますから、不足していると感じたことはありません。
むしろ、マイナーな通貨ほど大幅に上下をしたり、レンジ相場(一定の範囲を行き来する)でなかったりするので、ループイフダンに向いてないんですよね。
だから種類が少ないほうが選択をミスしづらいという点でいいのかなあと思います。
✓レンジ設定ができない
→対策:レンジ設定ができないと、どのレートに動いてもポジションを取ろうとします。
だから高すぎたり、安すぎたりするタイミングでも注文が発生するんですよね。
でもこれ以下の方法でだいぶ抑えられます。
- 最大ポジション数を少なめにする:注文数が無駄に増えすぎないため含み損を抱えづらい
- 値幅を狭くする:細かい値段の動きで、少量ずつ決済していくため、悪いポジションでずっと持ちづづけることが減る。結果含み損も減らせる。
✓知識が身に付きづらい
→対策:まあこれはしょうがないですよね。
自分でやったら知識は付くかもしれませんけど、確実に勝率や落ちると思うんです。
ほとんどの人がFXをやる目的は資産を増やすことだと思うので、ループイフダンを使って利益が増えるほうを優先させたほうがいいと思いますね。
あとループイフダンでまず離れた後で、普通のFXをやるという手順のほうがいい気がします。
まとめ|ループイフダンのデメリットとは!運用中の私が全て語る
そんな感じで、ループイフダンのデメリットをお伝えしてきました(*˘︶˘*)
かなりの数のデメリットを書いてきました。たぶんどのサイトよりもたくさん。。
ただし正直どんなサービスにもデメリットはあると思います。
個人的には悪いことをしない範囲なら、FXでは結果を出すことがいちばん大切だと思っているので、そういった方はループイフダンをおすすめできます。
- 簡単
- 割と勝率が高い人が多い
運用するときには、低レバレッジで余裕を持った設定で行いましょう。
ちなみにループイフダンは口座開設キャンペーンをやっているので、乗っかるとお得に開設できます゚(๑•̀ㅁ•́๑)✧
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どうもくまおです!(@kumao__kumao) 「ループイフダンに興味あるけどやり方とか始め方よくわかんね!」 私もまさについ最近までそんな感じでしたが、取引開始まで完了したのでやり方を丁寧に解説し ...
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