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積立NISA

積立NISAでひふみを運用するのに良い点・悪い点を3つずつ解説

投稿日:

積立NISAでひふみを運用するのに良い点・悪い点を3つずつ解説

「積立NISAでひふみを選ぶのってどうなの?」

そんな人に向けてFP保有のくまお教授(@kumao__kumao)がお届けします(ㆁωㆁ*)

この記事のポイント

  • ひふみの良い点・悪い点
  • 取り扱う金融機関
くまお教授
レッツゴー!

積立NISAでひふみを運用するのに良い点

つみたてNISAでひふみを購入する場合、ひふみプラスという銘柄になります。

どちらも販売先が違うだけで投資対象や条件は同じなので、一緒だと考えて問題ありません。

なお投資のジャンルとしては投資信託になります。

では早速メリットからお伝えします。

短期・中期での実績が良い

【引用】レオス・キャピタルワークス

投資信託の実績は「基準価額」で表します。

これは株式でいう株価と同じです。

ひふみプラスは運用がはじまってから基準価額がトータルで302.1%も伸びています(2019年11月末時点)。

2012年2月が設定日ですから、約8年が経過していることになります。

これは投資信託の実績としてかなり高いといっていいでしょう。

ただ気になるのは2009年のリーマンショックのとき前後の実績が存在しないので、もし次に不況が起こったときにどれくらいの影響が出るかは検討の余地があります。くわしくは悪い点の箇所で補足していきます。

オリジナル性がある

ひふみプラスは投資信託です。

投資信託には大きく2種類あって、インデックス型とアクティブ型に分かれます。

一般論 要約
インデックス型 指数に連動 日経とか米国の指標とほぼ同じ買い方
アクティブ型 指数を上回ることを目指す 独自に株式などを組み合わせて運用

ひふみはアクティブ型にあてはまります。

アクティブ型の中でもひふみは自分たちでかなり細かく株式を選んでいます。

自分の足で経営者に話を聞いたり、細かくデータ分析をしたりと1社1社を丁寧に選定。

だから投資する私側としても、ひふみがオジリナルでこだわり抜いて選んだ株式へ間接的に投資することになるので面白みがあります。

興味がある方は以下の参考動画もどうぞ

くまお教授
代表の藤田さんは個人的には好きです。

純資産額が高い

取り扱いのある金融機関において、ひふみはだいたいランキング上位です。

たとえば人気の証券会社の中では

  • 楽天証券:8位
  • SBI証券:8位

【参考】201911月月間実績

となっています。

またその投資信託の人気の推移は純資産総額という数値ではかることができます。

緑色がそれで右肩上がりになっています(直近は横ばいな感じですが)

くまお教授
投資信託を選ぶ基準においては、右肩上がりになっているものを選ぶのが鉄則です。

ひふみの悪い点

ここからはデメリットについてもズバズバ解説していきます。

信託報酬が高い

一番言われるのは信託報酬が年1.078%以内と高いということ。

信託報酬とは投資家がその商品を買っている間、ひふみなどの運営会社に都度支払う手数料です。

これは安ければ安いほうが良いものになります。

最近では0.1%を切るものも出てきているので、1%を超えるのは正直安いとは言えません。

年間1%分の利益が失われるのと同義ですから。

ただ先ほど説明したインデックス型に比べ、アクティブ型は人の手が多くかかっているのでどうしてもコストが高くなりがちなのは仕方ないところだったりはします。

信託報酬についてくわしくは以下の記事でまとめています。

信託報酬率とは!計算方法や目安・いつかかるか
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長期での実績がまだない

はじまってからまだ10年程度の投資信託なので、長期実績という意味ではまだまだ推し量れないところがあります。

世界不況が起こったリーマンショックは2009年に発生し、全体の株価相場が半分以下に下がりました。

【引用】TradingView S&P500チャート

でもひふみプラスはまだそのときはなかったので、2007年くらいから2009年の推移がわかりません。

だから今後似たような事が起こった場合の予想が難しいんです。

ちょうとひふみがはじまったのは景気が底の状態で、そこから経済全体が上向きになったのでちょうと成績も残しやすかったというのが高実績の大きな理由の1つでしょう。

参考までにインデックス型投資信託の実績と比較してみます。

種類はたくさんありますが、今回は超長期で高パフォーマンスを出している米国の「S&P500」という指標と比べてみましょう。

いずれも1年あたりの平均伸び率です。

S&P500 ひふみ
1年 +11.8% +4.6%
3年 +13.1% +12.6%
5年 +9.2% +12.3%
10年 +16.1
20年 +6.6%
30年 +9%

【参考】日本経済新聞myindex(2019年11月末時点)

成績としてはどちらもかなり良いといっていいでしょう。

なかなか拮抗しています。

ただし過去10年だけではなく、20年30年単位でも伸びてきた成果のあるS&P500とかのほうが個人的には安心感があって好きです。

特に積立NISAは長期で運用していくスタイルになるわけですからね。

マンパワーに依存している

ひふみの成長を支えているのは人です。

代表の藤田さんをはじめ、優秀な人がしっかりと銘柄を選んでいるからの好成績ですよね。

でも人なんでたまには判断を誤ったり、人が代わってしまったときのことを考えると安定して成果を出すのって簡単じゃないんだろうなと思います。

ひふみもいいとは思いますが、安定感という意味では、指数に連動した投資信託のほうが優勢でしょう。

たとえばおすすめは「S&P500」や先進国の株式を網羅した「MSCIコクサイインデックス」あたりです。

ひふみを取り扱う会社

全ての金融機関でひふみプラスで積立NISAができるわけではありません。

というか運用できるところはまだ少ないです。

現時点で投資できる一覧をまとめました。

銀行

  • 三菱UFJ銀行
  • 三菱UFJ信託銀行
  • 横浜銀行
  • 千葉銀行
  • イオン銀行
  • 青森銀行
  • 秋田銀行
  • 関西みらい銀行
  • 熊本銀行
  • 静岡銀行
  • ジャパンネット銀行
  • 十八銀行
  • 荘内銀行
  • 親和銀行
  • スルガ銀行
  • 第四銀行
  • 栃木銀行
  • 八十二銀行
  • 福岡銀行
  • 北越銀行
  • 北海道銀行
  • 山梨中央銀行

証券会社

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 松井証券
  • 野村證券
  • 大和証券
  • あかつき証券
  • エイチ・エス証券
  • エース証券
  • LINE証券
  • FFG証券
  • 十六TT証券
  • tsumiki証券
  • 東海東京証券
  • フィデリティ証券
  • ライブスター証券

※2019年11月時点

おすすめの口座

おすすめの金融機関は以下です。

とりあえずこの2つにしておけばまず間違いないです。

理由は

  • 手数料が安い
  • 商品数が圧倒的
  • ラインナップが豊富
  • ネットで全て完結
  • 電話で無料サポート

さらに楽天証券は楽天カードで1%のポイントが貰えたり、他で溜まった楽天ポイントを使えるのでかなり人気です。

くわしくは以下記事でもまとめています。

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まとめ|ひふみはメリットばかりではない

この記事ではつみたてNISAの良い点・悪い点を解説してきました(๑•̀‧̫•́๑)

改めて整理すると以下になります。

記事内容まとめ

  • 短期中期での実績がかなり良い
  • 長期ではまだ不明な点もある
  • 良い点悪い点をしっかり把握した上で投資すべき

もしつみたてNISAでひふみプラスを買うとしても100%の比率で投資するのはおすすめしません、

他の海外の株式も分散して運用していったほうがリスクを減らせますよ。

【その他のオススメ銘柄はこちらを見てね】

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くまお教授
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くまお教授

積立NISAやiDeCo、米国株、投資信託を毎月コツコツ。FP保有者。投資歴10年以上。尊敬する人はバフェット、推しキャラはSAOのアスナ。企業サイトも寄稿中!視聴者第一主義者。

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