- 「ループイフダンでB10とかB15ってそもそもなに?」
- 「B10・B15で運用するのはおすすめ?」
そんな人に向けて、株FX歴10年のくまお教授が書いています(๑•ω-๑)♥
ループイフダンの実績も公表中です。
この記事の概要
- B10・B15でループイフダンの基本的な意味と運用のメリット・デメリット
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ループイフダンにおすすめの会社はひまわりかアイネット証券どっち?
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目次
ループイフダンのB10やB15ってなに?
まず初歩的な解説からしていきます。
ループイフダンのB10とかB15にある「B」とはBuy、つまり購入の略称です。
Buy(買い)から始まるループイフダンにはすべてBと書いてあります。
ここでは詳しく説明しませんが、買いの反対にSell(売り)のループイフダンとしてSというのもありますよ。
あとB10やB15でBのあとについている、「10」とか「15」という数字は銭単位で値幅を表したものです。
ちなみに1銭=0.01円となります。
値幅とはどれくらいの間隔で注文をしていくかという幅を意味するもの。
つまりB10だったら、値幅が10銭ということです。
10銭ごとに注文を仕掛け、10銭買値より高くなったら自動で売却します。
つまりまとめると以下のようになります。
- B10の「B」は買いを意味する
- B10の「10」とは10銭を表す
- B10とはBuy(買い方向)で10銭ごとに注文を仕掛けるということ
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B10やB15を選べる通貨ペア
通貨ペアによって値幅として選べるものはあらかじめ決まっています。
1通貨ペアあたり5つ程度です。
実際に値幅でB10やB15を選べるのは以下のようになっています(2019年10月17日時点)
対象通貨ペア | |
B10 | 米ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドル |
B15 | 米ドル/円 |
見た感じ全体の傾向として、値動きが少なかったり、スプレッド(買値と売値の差)が少ない通貨ペアにB10やB15が用意されているようです。
B15にいたっては米ドル/円だけとなっています。
B10・B15でループイフダンはおすすめか
結局のところループイフダンをB10,B15で運用するのはおすすめかどうかについて。
実際に運用してみて、わたしはおすすめしません。
もちろんメリットもありますが、デメリットが上回っていると考えているからです。
メリット・デメリットをそれぞれお伝えします。
メリット
まずメリットから解説します。
✓わずかな値動きでも利益を得られる
B10やB15だと値幅がかなり狭いので、少し値が動いただけですぐに決済します。
結果として、1日に何本も利益を得られることが多くなります。
✓利益確定の連絡がたくさん来て嬉しくなる
ループイフダンは決済利益が出ると、メールで通知が着たり管理画面に記録されます。
やっぱりこうやって利益が見えると気持ち的に嬉しいです。
特に初めてあまり経っていないときとかは、なかなか利益が出ないとつまらないですからね。
デメリット
今度はデメリットについて解説していきます。
✓スプレッドのコストがかかる
決済回数が多いのでその分、売買時にコストが多くなります。
ループイフダンは売買手数料自体は無料ですけど、スプレッドは発生します。
スプレッドとは買値と売値の差のことで、FXには必ず存在するもの。
買値がほうが高く、安値のほうが高く設定されていて、この差額でFX業者は儲けています。
ループイフダンは自動売買系の中では安い方ではありますが、最低でも0.7銭とかは取られるので、コストの面で考えると決済回数は少ないほうが良いです。
たとえば1銭のスプレッドだと、B10の10銭決済ごとに1銭つまり1割を手数料として持っていかれるのと同義ですので。
スプレッドについてくわしくはループイフダンのスプレッド比較|アイネット・ひまわり証券で書いています。
✓元手が少ないとカバーできる範囲が狭くなる
元手が多くない人がB10やB15でやると、持てるポジション数が少なくカバーできる範囲が狭いためロスカットしやすくなってしまいます。
ポジション数についてはループイフダンのポジション数とは!オススメや変更可否も解説をご覧ください。
例えばB10を10ポジションしか持てない場合、10銭✕10本で1円分の幅しかカバーできません。
1米ドル110の時にループイフダンを開始したら、109円程度までにか抑えられないんです。
108円とかになったら、注文がおりず110円〜109円の間でポジションを持ったまま、何もできない状況になります。
しかし資金がたくさんあればポジションを50本とか持てるので、最大5円分耐えられます。
105円になってもポジションを持ちづづけることが可能です。
だから資金に余裕がない人はB10やB15はおすすめしません。
最低でも25、できれば40や50あたりにしておくと良いでしょう。
まとめ|B10やB15はあまりおすすめしない
この記事ではループイフダンをB10やB15で運用する件について書きました( ᐢ˙꒳˙ᐢ )
まとめると以下のようになります。
- B10とはBuy(買い方向)で10銭ごとに注文を仕掛けるということ
- B10やB15の注文ができるのは米ドル/円など限られた通貨ペアだけ
- B10・B15は資金によほどの余裕がない限りおすすめできない
以上くまお教授がお届けしましたっ!
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