「積立NISAって損することがあるって聞いたんだけど」
そんな人に向けてFP保有のくまお教授(@kumao__kumao)がお届けします(ㆁωㆁ*)
この記事のポイント
- 積立NISA損するのか?
- もしそうならどんな対策があるのか
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目次
積立NISAは短期では損することはある
つみたてNISAをやる目的はお金を増やすことだと思います。
それなのに損するなんて嫌ですよね。
でも積立NISAで損することは普通にありえます。
なぜなら投資先が元本保証ではないから。
つまり市場の動きによって価格が上がったり下がったりするためです。
不景気のときに買ってしまったら、相場全体が下がりますので当然ですが下がります。
そうなったら一時的に損失は免れません。
しかし心配は不要です。
積立NISAで損失をしないための対策
どうしたら損しないかを順番に解説していきます。
長期で考える
かなり基本的な話ではありますが、長期投資すればほぼ上がります。
GDPベースで経済は毎年のように成長していますから、それに比例して株価なども上がります。
イコールつみたてNISAで運用している投資信託も上昇することに。
ただ上がり方はジグザグと細かく上がったり下がったりを繰り返しながら、長期で上がっていくイメージです。
以下はアメリカ株価の代表的な指数であるS&P500(アメリカの上位500社の株価の平均みたいなもの)
【出典】TradingView
他のものも含めて、株価の指数はだいたいこんな感じで小さくみると上がったり下がったりをしながら、大きく見るとじわじわ上がっています。
このじわじわは長期投資ならではのメリットです。
つみたてNISAは20年間運用し続ける制度ですから、この長期投資を活かすには最適です。
手数料を抑える
つみたてNISAでは買うときに手数料はかかりませんが、信託報酬という商品を持っているときに継続して手数料があります。
投資信託はプロに託す商品なのでその管理費とか運用のコストがこの信託報酬です。
なにを買っても必ずかかりますが、どれだけ支払うかはものによって大きく異なります。
投資家が払う余計なコストなので、当然安ければ安いほどいいです。
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投資先をしっかり選ぶ
つみたてNISAは自分で商品を選んで、量を決めて運用するものです。
なにを選ぶかによって、将来受け取れる金額は大きく変わります。
窓口で勧められたものをそのまま買っていたら思ったより増えないなってもおかしくありません。
「勧めてくる」イコール「紹介する側が儲かる」ものであることが多いからです。
ブログの場合も例外ではありません。
私が紹介するのは見ている人のためではなく、自分の利益のためかもしれません。
それくらい疑ってかかるのがいいです。
ちなみに私は本当に良いと思ったものを正直に紹介しているけどね笑笑...
さてさてさ〜て、私がおすすめするのはもう100回位言っていますが、こちらがおすすめ
- 1. eMAXIS Slim先進国株式:米国中心に、欧州などに投資
- 2. eMAXIS Slim米国株式S&P500:米国のみに投資
- 3. eMAXIS Slim全世界株式(日本除く):日本を除く先進国、新興国に投資
投資対象もばっちり、手数料も安い、評判も良しでかなり優秀です。
くわしくは以下記事でもまとめているので読んでください。
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口座選びで失敗しない
損をなるべく減らすなら証券会社選びも重要です。
金融機関によって取り扱う積立NISA商品の数は大きく変わってきます。
銀行では10程度、インターネット証券では100以上あり、ネット証券のほうがコストが安い商品も揃っているんですよね。
先ほど紹介したおすすめも商品は楽天証券、SBI証券といったネット証券でしか扱っていません。
お金を注ぎ込みすぎない
投資で大事なのは必要以上のお金をかけすぎないことです。
特に生活で必要なお金はいれてはいけません。あくまで余裕資金でやってください。
その基準としてわかりやすいのが20年間売却しなくても、生活に支障がないレベルの金額を積み立てるということ。
「お金がない、やばい」みたいな状況で無理に積み立ててしまうと、損が出ている不利なタイミングで売却を強いられたり、せっかくの非課税枠が台無しになってしまうからです。
だからまずは少額から無理をしない範囲で積立していきましょう。
具体的なおすすめ金額は以下で書きました。
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まとめ
この記事ではつみたてNISAの損失を解説してきました(๑•̀‧̫•́๑)
改めて整理すると以下になります。
記事内容まとめ
- 短期では損は普通にする
- 長期なら損失リスクはかなり小さい
- コストが安く最適な投資対象を選べばいい
くまお教授のツイッターもみてね(@kumao__kumao)
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