「積立NISAのリスクってなにがある?」「どうやったら減らせる?」
そんな人に向けてFP保有のくまお教授(@kumao__kumao)がお届けします(ㆁωㆁ*)
この記事のポイント
- 積立NISAのリスクの種類
- リスクヘッジや分散の方法
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目次
積立NISAのリスクは6つ
リスクを防ぐためにはまずどんなリスクがあるかを知っておく必要があります。
元本割れする場合がある
預金と違って積立NISAは投資信託に投資します。
投資信託は相場によって上がったり下がったりしますので、元本よりも価値が下がることがあります。
ただしこれは積立NISAに限った話ではなく、株式やFX、不動産などにも共通のリスクです。
投資商品の中で投資信託はむしろ比較的安定した値動きをするほうといっていいでしょう。
しかも長期で投資していくので、長い目で見れば値動きはマイルドになります。
株式に連動した投信を買えば、世界経済の伸びに比例してゆっくりと右肩上がりに伸びていくと考えられています。
実際に過去の先進国や米国株式の指数や年平均7%程度ずつ上がっていますから、今後も期待できるんじゃないでしょうか。
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損益通算できない
投資でマイナスになったものを、プラスになったものに対して相殺するのが「損益通算」。
たとえばA証券で5万円のマイナス、B証券で10万円のプラスになったら、差し引き+5万円でこれに税金がかかります。
損益通算ができないと相殺が出来ないので、+10万円の利益とみなされ税金が余計に取られることに。
まあでもほとんどの人は気にする必要はありません。
つみたてNISAだけするのであれば別に大して関係ないからです。
繰越控除が不可
3年間に発生した損失はその範囲で起こった損失を利益と相殺ができるのが「繰越控除」。
つみたてNISAはそれができません。
まあでもつみにーなら長期で20年やるわけですから、一時的に損が出ても長期でプラスを目指すのであまり気にしなくていいです。
非課税投資枠の再利用ができない
年間40万円が積み立てNISAの非課税枠でして、これは一度使うと年をまたぐまで復活しません。
たとえば3万円のZ商品を買って、翌月売っても非課税枠の3万円は消費されたことになり、残り37万円になります。
またZ商品から別の商品に変えたい場合、一度売らなくてはいけないので非課税枠を消費してしまうことに。
iDeCoではそっくりそのまま同じ金額分の別の商品に変換できるスイッチングという制度があるのですが、積立NISAにはまだありません。
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投資先の選択肢が少ない
つみたてNISAは銀行なら10商品、ネット証券なら100商品程度しかラインナップがありません。
投資信託自体は1万本以上ものと種類があることを考えると少ないですね。
そのため選択肢は狭まると行っていいでしょう。
しかし逆にいうと厳選されてると考えることもできるんですよね。
国が基準を厳しく決めていて、それを満たしたものしか売れないようになっています。
非課税期間が期限付き
現状は最大20年間のみ投資できます。
それを超えると非課税枠ではなく通常の投信積立口座に移管されます。
リスクヘッジと分散の方法
いろいろとリスクについて書いてきましたけど、結局みなさんが一番気になるのは利益の面じゃないでしょうか。
結局お金がどれだけ減ったり増えたりするかが気になると思います。
答えとしてちゃんとリスクヘッジすれば気に病む必要はないです。
どんな対策があるかお伝えします。
余計な現金をもっておく
つみたてNISAに投資する分とは別に、すぐ使える資金を現金として用意しておきましょう。
できれば数ヶ月〜半年、可能なら1年くらい生活できるレベルのお金は別途準備しておきます。
そうすればいざお金が必要になったときに、不利な場面で換金することがなくなります。
また短期的につみたてNISAの運用がイマイチでも、長期でしっかり増えるまで地に足をつけてじっくり待つことが可能です。
当ブログではつみにーの投資先はすべて先進国株式や米国株式に投資することを推奨しています。
それは高いパフォーマンスが期待できるからですが、それが安心してできるのは現金を別途用意しているからなんです。
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適切な証券会社を選ぶ
投資信託によって信託報酬は大きく変わってきます。
これは都度かかるコストですから、安いほうがいいです。
金融機関によっては信託報酬が高い商品ばかりが並んでいることがけっこうあるので、どの会社を選ぶかは非常に重要です。
つみたてNISAでは一社しか選べませんからね。
銀行とか生命保険会社は商品が3〜10程度しか選択肢がなく、かつて信託報酬が高いのでおすすめしません。
一番いいのは商品数も多くて、質も高い楽天証券、SBI証券です。
楽天は楽天カード決済もでき、積立金額に1%のポイントも貯まるので一番おすすめ(年会費無料&登録で多くのポイントがもらえる)
というかしっかり学べば他の金融機関を選ぶという選択肢になることはないです。
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長期で考える
つみたてNISAは貯金ではなく投資です。
投資はプラスもマイナスも起こりえます。
でもそのリスクを取ってこそより多くの利益を取れるんです。
そして長期で投資すればするほどマイナスになる確率は減ります。
プロではない私たち投資家が一番勝率を高くする方法、それが長期投資です。
まとめ
この記事ではつみたてNISAのリスクを解説してきました(๑•̀‧̫•́๑)
なんだかつみにーを全力で推す記事になってなんだか変な感じですが、お許しください笑
推しまくった分、怪しくないかちゃんと疑いの目でみてくださいね笑
改めて整理すると以下になります。
記事内容まとめ
- つみにーにリスクはある。なぜなら投資だから
- 余裕資金で長期でコツコツ積み上げればリスクはかなり小さくなる
- 証券会社と商品選びは大切。雰囲気で決めないこと
くまお教授のツイッターもみてね(@kumao__kumao)
※質問やコメントもお気軽にどうぞ
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