- 「アクティブファンドよりインデックスファンドのほうがいいのはどうして?」
- 「そもそもの違いを教えて」
そんな人に向けて書いています。
積立NISAやiDeCoをやる上で必ず知っておきたいことです。
株FX歴10年の私が初心者でもわかりやすくお伝えしていきますね(
この記事の概要
- インデックスファンドとアクディブファンドの比較やオススメする理由がわかる
-
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目次
インデックスファンドがアクティブファンドの違い
まず先にインデックスファンドとアクディブファンドがどう違うか説明します。
知ってる人は飛ばしてください。
特徴 | |
インデックスファンド | 指数(ベンチマーク)に連動 |
アクディブファンド | 指数を上回ることを目指す |
もう少しそれぞれ詳しく解説します。
インデックスファンドとは
指数というのは例えば「日経平均株価」とか「TOPIX」のようなものを指します。
ざっくりいうと日経平均株価は上場している225銘柄の平均です。例えばNTTとかトヨタとかね。
日経平均株価を指数としたインデックスファンドを買えば、それとほぼ同じ値動きをし、日経をまるごと勝ったのと同じようなことになります。
他にアメリカにもダウ平均株価とか、S&P500(アメリカの上場TOP500社)などもあり、その他の国ごとにもそれぞれの指数があります。
アクティブファンドとは
ファンド(投資機関)が指数よりも良い成績を出すために、自分たちで好きな株とか債券をカスタマイズし1つの商品にすること。
だから投資信託の種類によって、大きく成績に差が出ることが普通です。
人件費とか研究費がかかる分、どうしてもコストがかかります。
また日経平均とはS&P500といった指数を上回ることを目指してはいますが、実際は上回らないことのほうが多かったりします。
このあたりこれからくわしく説明しますねっ!
インデックスファンドが積立NISAやiDeCoにおすすめな理由
積立NISAでもiDeCoでもとりあえずインデックスファンドに投資しましょう。そのほうがいいです。
どうしてインデックスファンドがアクティブファンドより投資するのがいいのか、説明します。
- パフォーマンスがインデックスファンドのほうが高い
- アクティブファンドは手数料が高い
- インデックスファンドは商品選びが簡単
- アクディブファンドは投資家の能力に依存してしまう
- インデックスファンドのほうが分散効果が高い
1つずつ解説していきますね。
①パフォーマンスがインデックスファンドのほうが高い
アメリカの投資信託のデータによると、アクディブファンドのほとんどがインデックスファンドのパフォーマンスに負けているという結果になっています。
✓S&P500(インデックス指数)がアクディブ投資信託を上回った比率
インデックスが上回った率 | |
1年間 | 64.49% |
3年間 | 78.98% |
5年間 | 82.14% |
10年間 | 85.14% |
15年間 | 91.62% |
インデックスの完全勝利(むふっ)
長期になればなるほど、インデックスファンドのほうが勝っていることがわかります。
短期だと一時的なまぐれでアクティブが上回ることがあっても、期間が伸びると必ずしもそうはなりづらいです。
②アクディブファンドは手数料が高い
インデックスファンドに比べ、アクディブファンドは商品の手数料を表す信託報酬率が断然高いです。
平均して1%程度高いことが多くなっています。
✓国内株式
商品名 | 信託報酬率 | |
インデックスファンド | eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX) | 0.1512% |
アクディブファンド | ひふみプラス | 1.0584% |
✓海外株式
商品名 | 信託報酬率 | |
インデックスファンド | eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 0.107892% |
アクディブファンド | セゾン資産形成の達人ファンド | 1.0584% |
インデックスファンド、アクティブファンドともにぞれぞれおすすめかつ、かなり安い投資信託をチョイスしました。
信託報酬率がかなり違うことがおわかりになると思います。
今回例に出した商品はむしろかなり安いほうなので、モノによってはもっとかかってくるのでかなりのコストです。
③インデックスファンドは商品選びが簡単
インデックスファンドはアクディブファンドよりも投資信託の種類が少ないです。
優秀な商品に絞られているので、選ぶのはあまり迷うことがありません。
投資信託協会によるとこの記事執筆段階で世の中に投資信託は、なんと12,693本もありますからね。
特にアクティブファンドの投資信託は本当にピンきりで変なものを掴んでしまうと、リスクが高いです。
④アクディブファンドは投資家の能力に依存してしまう
結局は人の力で組み合わせて商品を作るのがアクティブファンドなので、作る人や組織が変わるとクオリティも変動します。
いま仮に凄く成績が良いアクティブファンドでも、将来人材や入れ替わったときにどうなってしまうか予想が付きません。
一方でインデックスファンドは指数に連動するだけなので、人によって変わることはかなり少ないです。
⑤インデックスファンドのほうが分散効果が高い
インデックスファンドのほうがより細かく分散投資しているケースが多いです。
指数というのはそもそも多くの株式等の実績の集合体なので必然的に分散効果が高くなります。
分散するほど急激な上限リスクが減り、安定した投資が可能です。
インデックスではなくアクディブファンドを推す人もいるけど?
アクディブファンドを推す人は重箱の隅をつついているだけです。
たとえば「東京都の年収は高い」というデータを主張した人がいます。
でも「東京に住んでいる人よりも高知に住む私のほうが年収が高いぞ!」といちいち反論しているようなものです。
(高知を例に出したのはイケ◯ヤさんを意識したわけではありません)
全体の傾向をデータを元に話をしているのに、個別の事象を出しても意味がありません。
お伝えしたとおり全体間でみるとインデックスファンドのほうがいいので、インデックスファンドの中から選ぶことをおすすめします。
修羅の道を歩みたいならアクティブファンドを選ぶの手ですけど、かなりの玄人でない限りインデックスファンドにはかないません。
もし信託報酬率が1%違う投資信託を20年間積み立てたら25%の運用益が変わってくるというデータもあります。
おとなしくインデックスファンドを選びましょっ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
まとめ|投信はインデックスファンドがおすすめなり!
この記事ではインデックスファンドとアクティブファンドの違いについてお伝えしてきましたฅ(^ω^ฅ)
まとめ↓
- インデックスファンドのほうが過去の成績もいいし、コストも安い。
- 商品も限定されて選びやすい
- 分散効果が高い
- 人の能力に影響されづらい
おすすめのインデックスファンドの投資信託は以下で記事にしました。
証券会社は以下でまとめています。