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MSCIコクサイインデックスとは!利回りやチャートを完全分析

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MSCIコクサイインデックスとは!利回りやチャートを完全分析

「MSCIコクサイインデックスってなにさ」

そんな人向けです。

これから投資を始めるという方にはよくわからなくて当然なので、基礎から解説していきます。

そこで今回は以下を基礎から解説していきます。

この記事のポイント

  • MSCIコクサインデックスの内容
  • 直近のチャート
  • 過去の利回りと将来予想
くまお教授
いきま〜す!

MSCIコクサイインデックスとは

くまお教授
MSCIコクサインデックスは株式指数の1つ。

日経平均株価とかと似たような同じです。

「ええと、日経平均株価って何だっけ?」という方向けに解説すると、日経平均株価は日本で上場する株価のおよそ平均の数値を意味します。

じゃあMSCIコクサインデックスはなにかというと、先進国全体の株価を平均化したもの。

というのがざっくりした答えです。

まだいまいち理解しづらいと思うので、もう少し具体的に見ていきましょう。

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対象の国

MSCIコクサイインデックスには22カ国、地域の先進国が含まれています。

具体的にいったいどんな国々が含まれているのでしょうか。

くまお教授
以下に羅列していきます。
  • アメリカ
  • イギリス
  • フランス
  • カナダ
  • スイス
  • ドイツ
  • オーストラリア
  • オランダ
  • 香港
  • スペイン
  • スウェーデン
  • イタリア
  • デンマーク
  • シンガポール
  • ベルギー
  • フィンランド
  • ノルウェー
  • イスラエル
  • アイルランド
  • ニュージーランド
  • オーストリア
  • ポルトガル

たくさんありますね。

そう、これだけの国の株式に分散投資したのがMSCIコクサイインデックスなんです。

でも比率は結構偏っていたりします。

以下に構成比率をまとめました。

【MSCIのデータを元にくまおが作成】

「ほぼアメリカじゃん!と思った人」正解です(*´罒`*)

MSCIコクサイインデックスは先進国の株式市場を平均的に網羅しているもので、その理屈に乗っ取るとアメリカ株がほとんどを占めるんです。

いかにアメリカの株式市場が大きいかがわかるグラフですよね!

だから米国株式の動きによってMSCIコクサイインデックスも大きく動きます。

ちなみに5年前とかはアメリカの比率が65.27%と今より少なかったんですけど、最近さらにシェアが増えています。

これから将来にむけて、国の経済規模が変わってこれば構成比率は少しずつ変化していきます。

その点で言えば自分でリバランスとかをしなくて済むのはありがたいポイント。

銘柄数・主な企業

MSCIコクサイインデックスは、約1,320銘柄の株式に分散投資され、各国の時価総額のなんと85%をカバーしています(2020年2月末時点)

実際に投資している企業先として多い順に並べると以下のとおりです。

構成比率
アップル アメリカ 3.31%
マイクロソフト アメリカ 3.15%
アマゾン アメリカ 2.12%
フェイスブック(クラスA) アメリカ 1.24%
アルファベット(クラスC) アメリカ 1.12%
アルファベット(クラスA) アメリカ 1.08%
JPモルガン アメリカ 1.00%
ジョンソン&ジョンソン アメリカ 0.95%
VISA(クラスA) アメリカ 0.84%
ネスレ スイス 0.82%

*2020年2月末時点

上の表の企業だけで全体の15%程度を占めます。

「うわあ偏ってるなあ!」と思う方いると思います。

でもMSCIコクサイインデックスは、実際の株式市場のシェアをベースに作られたものなんです。

これが意味するのは、世界の株式の多くをアメリカのテック系企業が牛耳っているということです( ⁰̷̴͈ ֊ ⁰̷̴͈ )

投資セクター

投資セクターとはつまり業種のことです。

比率を参考までにまとめました。

情報技術が一番多いです。以前は金融が最も多かった時代もありました。

さてセクターを見ただけではどんな会社が入っているのかイメージできないので、その中でも有名な会社をそれぞれピックアップしてみます。

基本的には時価総額が大きい順に掲載してます。【】の中はティッカーといって銘柄のコードを表しています

✓情報技術(Information Technology)

  • 【APPL】アップル
  • 【MSFT】マイクロソフト
  • 【V】ビザ

この辺は皆さんにも馴染みがある企業かと思います。

 

✓金融(Financials)

  • 【JPM】JPモルガン・チェース
  • 【BRK】バークシャー・ハサウェイ
  • 【BAC】バンク・オブ・アメリカ

JPモルガンやバンク・オブ・アメリカは、米国を代表する銀行です。

くまお教授
バークシャー・ハサウェイはバフェットが運営する投資会社。

 

✓ヘルスケア(Health Care)

  • 【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソン
  • 【PFE】ファイザー
  • 【MRK】メルク

いずれも世界を代表する製薬会社です。

 

✓資本財(Industrials)

  • 【BA】ボーイング
  • 【HON】ハネウェル・インターナショナル
  • 【UNP】ユニオン・パシフィック鉄道

ボーイングは航空機メーカー、ハネウェルは航空宇宙メーカー、ユニオン・パシフィックは鉄道会社。

 

✓一般消費財(Consumer Discretionary)

  • 【AMZN】アマゾン
  • 【HD】ホーム・デポ
  • 【MCD】マグドナルド
くまお教授
ホームデポはホームセンターを運営する会社。

 

✓コミュニケーションサービス(Communication Services)

  • 【T】AT&T
  • 【VZ】ベライゾン
  • 【CMCSA】コムキャスト

上2つは携帯キャリア、コムキャストは主にケーブルテレビを運営する企業です。

 

✓生活必需品(Consumer Staples)

  • 【PG】プロクター・アンド・ギャンブル
  • 【KO】コカ・コーラ
  • 【PEP】ペプシコ
くまお教授
P&Gはドラッグストアで扱うような製品を、コカコーラやペプシコは食品を提供する会社です。

 

✓エネルギー(Energy)

  • 【XOM】エクソン・モービル
  • 【CVX】シェブロン
  • 【COP】コノコフィリップス

いずれも石油をメインとしたエネルギー会社です。

 

✓素材(Materials)

  • 【LIN】リンデグループ
  • 【DD】デュポン
  • 【ECL】エコラボ
くまお教授
リンデとデュポンは化学メーカー。エコラボは水、食品など幅広く扱う総合メーカーです。

 

✓公共事業(Utilities)

  • 【NEE】ネクステラ・エナジー
  • 【DUK】デューク・エナジー
  • 【D】ドミニオン・リソーシズ

いずれも電力・ガスを提供する会社です。

安定感は強めです。

 

✓不動産(Real Estate)

  • 【SPG】サイモン・プロパティ・グループ
  • 【FRT】フェデラル・リアルティ・インベストメント・トラスト

サイモンはショッピングモールの運営をしている会社です。

くまお教授
フェデラルは小売・複合施設の所有、管理をしています。

MSCIコクサイインデックスのチャートと利回り

【引用】MSCI

記事執筆時点でのチャートがこんな具合です。

濃い青文字がMSCIコクサイ。他のは全世界株式とかです。

ジグザグしながら右肩上がりって感じですね。

利回りの推移も作成しました。

ほとんどの年でプラスになっています。

2008年に大きく下がっているのはリーマンショックの影響です。

続いて年平均利回りについて書きます。

利回り
1年 2.29%
3年 6.91%
5年 4.54%
10年 11.90%
1994年5月31日 8.70%

3年以後は1年あたりの率を表します。

かなりの高いパフォーマンスを誇っています。

平均で10%前後の伸びを記録していますが、あくまでならした場合の数字であることに注意しましょう。

年によっては30%異常下がる年もあれば、反対に30%以上上がる年もあります。

いつ暴落するかはプロでも予想を外すのをいっぱい見てきたので、長期で積立投資をするのがベストです。

投資信託で指数に連動した商品を買える

MSCIコクサイインデックスはアメリカの出している指数ですが、いまはそれに連動した投資信託を日本でも気軽に変えるようになりました。

しかもコストもかなりお得です。

投資信託では売買手数料が無料なので、かかるコストは信託報酬だけ。

関連記事:信託報酬率とは!計算方法や目安・いつかかるかも解説

今回はおすすめかつ信託報酬が安い順に掲載します。

商品 信託報酬(税抜年率) 純資産総額(億円)
1 eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンド 0.092372% 840
2 ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.0930% 1617
3 たわらノーロード 先進国株式 0.0999% 507

※随時変わるので最新情報はリンク先から確認してください

正直この中だったらどれも相当安いので、どれを選んでも問題ないです。

もし迷ったら「eMAXIS Slim先進国株式インデックスファンド」がおすすめです。

競合他社がコストを下げると追随して下げてくれるため。

くまお教授
もう1つ補足です

他には一応直接アメリカの市場で米国ETFという形で買い付けることも可能です。

その場合の商品はiシェアーズMSCIコクサイになります。

しかしメリットがほぼないのでおすすめしません。

投資信託と以下の点が違うからです。

  • 売買手数料が0.45%かかる(買いと売りで計2回)
  • 1口当たり1万円以上するため、小分けでは買いづらい
  • 日本円からドルにかえる必要があり為替コストが発生
くまお教授
どちらか迷ったら初心者はまず投資信託からやってみるといいです。

投資信託の運用は税金がお得な積立NISAやiDeCoがおすすめ。

海外ETFは投資もある程度慣れてきて、資金が多めにある方が向いています。

さいごに

この記事では人気の指数であるMSCIコクサイインデックスについて書いてきました(๑•̀‧̫•́๑)

で今回の内容を整理すると以下になります。

記事内容まとめ

  • MSCIコクサイインデックスは先進国全体の株価を数値化したもの
  • 対象は日本を除く22カ国、ほとんどをアメリカ株が占める
  • 設定来のトータルリターンは8.70%
  • 短期投資より長期投資向け

総合的に見ておすすめの証券会社は以下のとおりです。

  • 楽天証券:積立NISAにおすすめ(カード決済でポイントが付く)
  • SBI証券:iDeCo、海外株や海外ETFにおすすめ(コストの安い商品が勢揃い)

※iDeCoでは楽天カード決済が使えないのでポイントメリットがないのが上の使い分けの理由

上記の2つであれば、先ほど紹介した全ての投資信託がお得に購入可能です。

海外商品をSBI証券を使う場合は、同じ系列の住信SBIネット銀行を使うと為替レートが何倍も安くなるのでおすすめです。私も使ってます。

くまお教授のツイッターもみてね(@kumao__kumao)
※質問やコメントもお気軽にどうぞ

  • この記事を書いた人
くまお教授@資産運用してる?

くまお教授

初心者に役立つ資産運用を紹介!iDeCo、積立NISA、ループイフダン、トラリピ、THEO、ウェルスナビなど長期で運用♪ 【経歴】大手上場企業入社(年収800万円)→仮想通貨で6千万溶かす→退職し今は自営業。投資歴10年以上。一応FP資格もあり。くまお教授のTwitterはこちら

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