「積立NISAで特定口座にしたほうがいい?」「そもそも特定口座ってなに?」
そんな人に向けてFP保有のくまお教授(@kumao__kumao)がお届けします(ㆁωㆁ*)
この記事のポイント
- 積立NISAを始めるために必要な口座の考え方がわかる
- 同じ銘柄で併用は出来るのかなど理解できる
積立NISAをスタートするには特定口座もセット
証券会社などでつみたてNISAを始める人が多いと思いますが、その際に積立NISA単体では申し込むことはできません。
必ず証券会社の総合口座を開く必要があります。
イメージとしては、その総合口座の中に積立NISAが組み込まれている感じです。
内容 | 確定申告の要否 | |
特別口座(源泉徴収あり) | 金融機関が税金を計算&代理申告 | 不要 |
特別口座(源泉徴収なし) | 金融機関が税金を計算 | 必要 |
一般口座 | 投資家自身が税金を計算 | 必要 |
よっぽどの理由がない限り、どんな人でも特別口座(源泉徴収あり)にしておきましょう。
積立NISA自体は税金が原則かかりませんが、総合口座を使った以下の投資の場合は課税され確定申告が必要になるからです。
総合口座で確定申告が必要になるケース
- 一般の株取引
- 積立NISA以外の投信積立で運用した場合
- 積立NISAの20年間の非課税期間が終えた資金でそれ以降に運用した場合
ほとんどの会社員や公務員は普段確定申告をしないでしょうから、特別口座(源泉徴収あり)にしておかないと厄介です。
また確定申告に行く人や、自営業の方でも特別口座(源泉徴収あり)がおすすめ。
資産運用で利益が出ても確定申告は不要ですし、もし3年間損失が出た場合も利益に対して相殺し税金を安くできるからです。
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つみたてNISAの確定申告を気にしなくていい理由
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特定口座を積立NISAで選ぶ方法は簡単
特定口座の選び方はとても簡単です。
口座開設の画面で「特定口座(源泉徴収なし)」を選ぶだけです。
参考のために、以下は人気の楽天証券の口座開設の途中の画面です。
3つの項目から希望のもの選ぶだけ。
他の金融機関でも申込みのときに同じように出てきて選ぶだけなので、安心してください。
ただもしかしたら「すでに特定口座以外を選んでしまった」という方もいるかも知れません。
その場合は変更手続きをすれば可能なので、それぞれの会社に問い合わせてみてください。
ネット証券ならWEB上で手続きが可能です。
気になる質問
積み立てNISAの特定口座について、実際によく聞かれる質問を掲載していきますね。
特定口座で運用した銘柄をつみたてNISA口座に移管できる?
つみたてNISA口座と特別口座で併用や使い分けは出来る?
最低限これだけ知っておけば問題なく投資できます。
まとめ
この記事ではつみたてNISAの特定口座の考え方を解説してきました(๑•̀‧̫•́๑)
改めて整理すると以下になります。
記事内容まとめ
- つみたてNISAでは特定口座(源泉徴収あり)を選ぶべき
- 口座開設のときに特定口座を選択すれば解決
- 後で変更も可能
積立NISAでなるべく多く資産を増やすためには良い商品を選ぶことと、適切な金融機関を選ぶことです。
取り扱う商品の質・量、そして特典の観点でおすすめは楽天証券とSBI証券です。
とくに楽天は楽天カード決済で積立額の1%のポイントが付く&あまったポイント利用で購入可能なのでかなりお得ですよ。
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