「ゆうちょの積立NISAでおすすめ商品はどれ?」
「つみたてNISAをゆうちょやるメリットとデメリットが知りたい」
という人向けです。
株FX歴10年で、実際につみたてNISAを運用中の私が以下を解説します。
伝える内容
- ゆうちょで積立NISAをやる場合にどんな商品を選べばいいか
- 始める前に必ず知っておきたいメリット・デメリット
目次
ゆうちょ積立NISAのおすすめ商品とメリット・デメリット
ズバリ答えを言うと
- おすすめ商品:つみたて先進国株式
- メリット:店舗が多い
- デメリット:コストが高い
です。
なぜこのようなことが言えるか、理由を順番に説明していきますね。
ゆうちょ積立NISAのおすすめ商品ランキング
ジャンル | 投資信託 | 信託報酬 | (年率・税込) | |
---|---|---|---|---|
インデックス 投資信託 |
国内株式 | つみたて日本株式
|
(TOPIX) | 0.1944% |
海外株式 | つみたて先進国株式 | 0.216% | ||
つみたて新興国株式 | 0.3672% | |||
海外 バランス |
JP4資産均等バランス | 0.2376% 程度 |
||
野村6資産均等バランス | 0.2376% | |||
つみたて8資産均等バランス | 0.2376% | |||
アクティブ 投資信託 |
海外株式 | セゾン資産形成の達人ファンド | 0.5724% (1.35% ±0.2%) |
|
海外 バランス |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 0.4968% (0.60% ±0.02%) |
まず大きく分けて2つのジャンルがあります。
- インデックス:指数に連動(TOPIX、日経平均、海外の指数であるMSCIコクサイなど)
- アクティブ:運用会社の投資家が独自にカスタマイズ
断然インデックスのほうがおすすめです。歴史的にも、長期投資に置いてはインデックス投信のほうが成績が良いことが証明されています。
それに基づき以下の条件でランキング付けしました。
- インデックスファンドであること
- 信託報酬料(年間の維持費コスト)が高い
- 高い利益を狙えること
おすすめ2位:つみたて8資産均等バランス
つみたて8資産均等バランスは株式だけでなく、債券、不動産(REIT)にバランスよく分散した投資信託です。
また投資対象エリアは日本、先進国、新興国に均等配分。特にリスクを抑えたい人に向いているといえます。
コストである信託報酬料も年率0.2376%と、この中では安めに設定されていますよ。
- 運営会社:三菱UFJ国際投信
- 信託報酬料:年率0.2376%
おすすめ1位:つみたて先進国株式
つみたて先進国株式は先進国の株価(指数名:MSCI Kokusai Index(円換算ベース))に連動した投資信託です。
日本を除く、ほぼ全世界が投資対象になります。
「MSCI Kokusai Index」という株価指数は、過去数十年の実績で日本よりもはるかに伸びているためおすすめの商品です。
参考までに過去10年で年率11.07%、1994年からだと年率8.57%とかなりの実績を叩き出しています。長期投資で見ると日本株よりも海外の株を買ったほうが伸び率が断然高いですよ。
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- 運営会社:三菱UFJ国際投信
- 信託報酬料:年率0.216%
ゆうちょの評判については以下の記事で詳しく書きました!
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ゆうちょ積立NISAのおすすめ商品とメリット・デメリットを暴露
「ゆうちょの積立NISAでおすすめ商品はどれ?」 「つみたてNISAをゆうちょやるメリットとデメリットが知りたい」 という人向けです。 株FX歴10年で、実際につみたてNISAを運用中の私が以下を解説 ...
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メリット|ゆうちょ積立NISA
- 店舗が多い
- 安心感がある
1つずつ説明します。
店舗が多い
ゆうちょは郵便局で扱っています。その郵便局は基本的に日本全国にあるので、何かあったときに気軽に立ち寄ることができます。
特に「ネットが苦手だ」という人にはおすすめです。
ちなみに日本全国には23,955の郵便局窓口があるそう。ただし年間約300局弱がなくなっているみたいです。。
安心感がある
ゆうちょは大手なので安心感があると感じる人が多いです。潰れるリスクも比較的少ないですし。
あとは、なんとなく古くからあるので信頼できそうな感じがしますよね。
初回の購入時手数料はタダ
積立NISAでは購入時手数料は0円です。ゆうちょはもちろん、他の銀行、証券会社も同様になります。
これは金融庁のルールで、「買付手数料なし」「売却・解約手数料なし」が義務付けられているからです。
ただし信託報酬料はかかりますのでご注意ください。
デメリット|ゆうちょ積立NISA
- 商品の数が少ない
- コスト(信託報酬料)が高い
商品の数が少ない
ゆうちょはネット証券と比べて選べる投資信託の数が少ないです。
ゆうちょは8種類に対し、SBI証券や楽天証券だと150種類ほどから選べます。
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コストが高い
ネット証券に比べ、ゆうちょで扱っている投資信託は信託報酬料(維持コスト)が高い商品が多いです。
ゆうちょは0.2%~0.5%のものが多いのに対し、ネット証券だと0.1%〜から選ぶことができます。20年間で考えると、最後に受け取れる金額にかなりの違いがでてきます。
だから金銭的なメリットを考えるなら、明らかに楽天証券、SBI証券のほうがお得です。
また楽天証券は楽天カード決済で積立NISAを支払えば、1%のポイントがつくという最強仕様。
ネット民は割と多くの人がこの方法を実践しており、実際に私もこの方法で運用しています。
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まとめ|ゆうちょ積立NISAのおすすめ商品とメリット・デメリット
ゆうちょという大きい組織だから安定感はありますが、それゆえどうしてもコストがかかってしまうところがあります。皆さんにあったほうをお選びくださいね。
つみたてNISAは将来のために、毎月コツコツと無理のない範囲で積み立てることをオススメします(。+・`ω・´)シャキィーン☆
- ゆうちょ公式サイトをみる(窓口でも申し込めます)
- 楽天証券公式サイトをみる(期間限定キャンペーン中)
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